場面2:オフィスで事務作業/適応度:★★★
オフィスでは、普段ノートPCを使って、取引先、および各編集部とメールやSkypeで連絡を取り合って打ち合わせの調整をしたり、社内外向けの依頼書や企画書、あるいは社内向けの申請や手続関連書類、報告書、企画書の作成などを行っている。ここでもタブレットを導入してみた。
Endeavor TB01Sは、OSに32ビット版Windows 8.1 with Bingを導入しているので、Windowsマシンからのスイッチはスムーズだ。しかも、税抜きで3万円以下の価格からは信じがたいことに、Microsoft Office Home and Business 2013までプリインストールされている。
当然、Windows 8.1で動作するアプリケーションはそのまま動くから、ソフトウェアの互換性の心配はほとんどない。Microsoft Officeで作成されている社内文書は制作者の意図通りに表示されるし、自分で作成する場合も、ノートPCでの見え方、タブレットでの見え方(ビューワーや互換ソフトなどを利用した際の見え方)を気にする必要がない。こんなに小さいのに、Windows 8.1が動いて、Officeも使えるなんて、時代の進歩を感じる。
タブレットのデメリットとなりうるのは入力面だが、それも問題はない。Endeavor TB01Sのオプションとして用意されている専用カバーは開くとスタンドになり、同じくオプションではBluetoothキーボードが用意されているので、テキスト入力はスムーズに行える。もちろん、別のBluetooth対応のキーボードやマウスを使うこともできる。
ただ、ノートPCと比べると、不満な部分もなくはない。最初はあまり感じないが、少し作業が長くなってくると、画面の小ささはやっぱりストレス。タッチ操作のときと違って、キーボード入力時はどうしてもキーボードを手前に置く必要があるため、タブレットはキーボードの奥か、どこか横のあたりに置くことになり、いずれにしても目からの距離は遠くなるからだろう。ただ、micro HDMI出力を装備しているので、社内で使うときはディスプレイを用意し、出力して使うという手はある。
また、資料の受け渡しなどにちょくちょく使うUSBメモリは、micro USBポートでアダプタを使う必要があることや、写真や動画を扱う際のパフォーマンスもわずかに不足しているのかなと思う。とはいえ、社内での事務処理に関しては、ちょっとした作業なら、Endeavor TB01Sで文句なし!
Endeavor NJ3900Eは、15.6型ワイドサイズの大画面液晶ディスプレイ、テンキー付きのキーボード、そして豊富なインタフェースを搭載している。タブレットとの2台持ちが許されるなら、相方にはこんなノートPCが欲しい!!
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2015年3月5日