日本HP プリンティング・パーソナルシステムズ事業統括PPSマーケティング部 部長の甲斐博一氏は、日本HPがこれまで行ってきたゲーミングPCの取り組みを紹介し、「女性向けや学生向けなどこれまで行ってきたプロモーションによって利益を出すのが難しいといわれている個人向けPCでも日本HPはなんとか利益を出して事業を継続できている」と個人向けPC事業におけるプロモーションの重要性を訴えた。
また、ゲーミングノートPCについては、日本市場は専用機やスマートフォンが中心でPCは難しく、いかにしてPCでゲームを快適にしてもらい、ユーザー層を広げていくかが重要になると述べ、多くの人気ゲームを生み出している日本のゲームホルダーと協力しつつ日本市場でPCゲームを広げていく考えを明らかにした。今回協力したスクウェア・エニックスについては、多くの人気ゲームを送り出しいてきた日本で重要なゲームホルダーとの認識を示した。
その上で、スクウェア・エニックスのユーザーは幅が広く、いろいろなマーケットにチャレンジする可能性があり、HPにとって特別な存在と語っている。日本HPは、ファイナルファンタジーですでにスクウェア・エニックスと連携したゲーミングPCのプロモーションを行っているが、その当時からドラゴンクエストとの連携プロモーションも必要と考えていたことを明らかにした。
「ゲーム専用機で楽しんでいるユーザーに、もっと快適にもっと深くプレイするためにPCでドラゴンクエストをぜひ体験してほしい。その場所を提供するためにLUIDA’S CAFE with HPを用意した」(甲斐氏)
日本HP プリンティング・パーソナルシステムズ事業本部 コンシューマー製品部 製品担当の園田龍氏は、最新の薄型ゲーミングノートPC「HP OMEN 15」の特徴を紹介した。
園田氏は、HP OMEN 15がクアッドコアCore i7シリーズやGeForce GTX 860Mといった高い処理能力を発揮するシステム構成や厚さ15.5ミリの薄型ボディ、高性能薄型ゲーミングPCで重要となるデュアルファンと新デザインの太径平打形状ヒートパイプによる排熱機構、レーシングマシンをイメージしてヒンジに“焼けた金属”のような塗装を施したボディデザインなどをアピールした。
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