PCケースの新製品で店員さんの評価が高かったのは、シルバーストーンのMicro ATXケース「SST-KL06B」だ。マザーボードを左側面に固定するタイプで、フロント部に240ミリ長の水冷ラジエーターが固定できるのが特徴となる。価格は1万2000円弱。
ドライブベイは2.5インチ専用が7基と2.5/3.5インチ兼用が1基、5インチが2基となる。5インチベイ以外は前後にスライド固定が可能で、ラジエーターを組み込む場合は後ろにずらせる。電源ベイは背面上部にあり、拡張ブラケットは4本ある。
パソコンSHOPアークは「極端にコンパクトに寄らず、24センチ長の水冷ラジエーターが組み込める拡張性を備えたうえで最小限のサイズにしているところが魅力です。グラフィックスカードもおよそ30センチ長まで対応しますし、ハイスペックなマシンが作れそうです。3.5インチベイが1基しかないのがネックですが、そこが気にならない人にはおすすめですね。私も買おうと思っています」とプッシュしていた。
同社のケースでは、もう1つ「SST-FTZ01」も話題になっている。パネルとシャーシをアルミとスチールで作ったブック型のmini-ITXケースで、横置きと縦置きに対応する。付属のライザーガードによって、最長330ミリの拡張カードが組み込める仕様で、カラーバリエーションはブラックとシルバーを揃えている。価格は2万3000円弱だ。
オリオスペックは「実物を見ると、予想以上に仕上げが丁寧で驚きました。放熱性が高くて見た目も優れているので、リビングでそこそこヘビーな作業をするマシンにぴったりではないでしょうか。AVラックにもフィットしますしね」という。
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