ココが「○」 |
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・クアッドコアCPUで高性能 |
・最新ミドルレンジGPUを搭載 |
・良コスパのオールインワン構成 |
ココが「×」 |
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・液晶ディスプレイの視野角が狭い |
・ACアダプタと電源ケーブルがかさばる |
・予算が許せばBTOでSSD推奨 |
ユニットコムがiiyama PCブランド(販売はパソコン工房)でラインアップする「15H7150-i7-LSM-DG7P」は、グラフィックス機能にNVIDIAの最新ミドルレンジGPU「GeForce GTX 950M」を採用した15.6型ノートPCだ。
1920×1080ピクセル表示に対応し、外部GPUを搭載しながら通販限定特価で税別12万円を切るコストパフォーマンスが特徴で、デスクトップPCを代替するメインマシンとしてはもちろん、ゲームもこなせる性能を持つ。最近のノートPCではやや珍しくなりつつある光学ドライブも搭載しており、手軽な価格のオールインワンノートとして注目の1台だ。早速レビューしていこう。
15H7150-i7-LSM-DG7Pの外観は、ヘアライン風の加工を施したグレーの天板にiiyama PCのロゴをワンポイントで入れた非常にシンプルなデザインだ。ディスプレイを開いたキーボード面もほぼ同系統の色でまとめているが、細かくラメが入っており、光が当たるとわずかに青味がかって見える。キーボード奥を見ると、電源ボタンを青色LEDで飾りアクセントにしているほか、白いパターンがプリントされている。コスパモデルと言っても安っぽさは感じない仕上がりだ。
本体サイズは約374(幅)×252(奥行き)×31.4(最薄部14)ミリ、重量は約2.5キロ。光学ドライブを内蔵するこのサイズのノートPCとしては標準的な大きさだが、本体前面にかけて船底系にカーブする底面など、ボディを薄く見せる工夫もされている。
このクラスのノートPCを持ち歩くことはまずないと思われるが、公称で約3時間23分のバッテリー駆動が可能とされており、家庭内では自室とリビングルームの行き来、職場では会議室など、短時間のモバイルも可能だろう。
基本スペックを見ていこう。CPUには2.5GHz(Turbo Boost時3.5GHz)で動作するCore i7-4710MQを採用する。クアッドコアで、Hyper-Threadingをサポートし、最大8スレッドで動作する高性能CPUだ。普段使いのノートPCとしては申し分のない性能を発揮してくれるだろう。
グラフィックスは前述の通り、NVIDIAのGeForce GTX 950M(2Gバイト)とCPU内蔵のHD Graphics 4600のハイブリッドになる。性能と消費電力のバランスから、主にゲームでは前者を、Webブラウズや動画再生では後者が自動的に利用される仕組み。GeForce GTX 950Mは、第2世代Maxwell世代の最新GPUで、ミドルレンジとはいえ、GTXを冠することからも分かるようにある程度はゲームもこなせる性能を持つ。
メモリ容量は標準で8Gバイト(DDR3L-1600)のSO-DIMMMモジュールが1枚実装され、ストレージは1Tバイトの2.5インチドライブ(ウエスタンデジタル製「WD10JPVX」)が搭載されている。光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ(東芝サムスン製「SN-208FB」だ。なお、OSにはWindows 8 Proのダウンロード権を利用した64ビット版のWindows 7 Professional(SP1)がプリインストールされる。
インタフェースは、本体前面の左側に、SDメモリーカード(SDXC)/MMC/メモリースティックに対応したメディアスロットを内蔵するほか、左側面手前からUSB 3.0、HDMI出力、USB 3.0/eSATA兼用、ギガビットLAN、アナログRGBが並び、右側面にマイク、ヘッドフォン、USB 2.0、USB 3.0、光学ドライブを配置している。種類と数に不満はなく、着脱頻度の高いポートを手前側に並べたレイアウトも好印象だ。また液晶ディスプレイ上部には200万画素Webカメラも内蔵し、ビデオチャットなどに利用できる。
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