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» 2015年04月16日 19時43分 UPDATE

HPレーザープリンタ史上最大の革新:日本HP、新技術「ジェットインテリジェンス」導入の法人向けレーザープリンタ発表 (1/2)

新開発のトナーや機構改善、非純正トナー検知機能、そして、定着処理の動的温度管理で、HPのレーザープリンタの性能は大幅に向上したという。

[長浜和也,ITmedia]

ユーザーの意見を反映して1枚目印刷の待ち時間を半減

 日本ヒューレット・パッカードは、法人市場向けレーザープリンタの新モデル「HP LaserJet Enterprise Color M552dn」「HP LaserJet Enterprise Color M553dn」「HP LaserJet Enterprise M605dn」「HP LaserJet Enterprise M606dn」「HP LaserJet Pro Color CP5225dn」「HP LaserJet Enterprise Color MFP M775z」「HP LaserJet Enterprise MFP M830z」を発表した。それぞれの税別価格と販売開始予定は以下の通りだ。

モデル名 税別価格 販売開始予定
HP LaserJet Enterprise Color M552dn 11万8000円 4月16日
HP LaserJet Enterprise Color M553dn 15万8000円 4月16日
HP LaserJet Enterprise M605dn 20万7000円 4月16日
HP LaserJet Enterprise M606dn 26万3000円 4月16日
HP LaserJet Pro Color CP5225dn 9万8000円 5月14日
HP LaserJet Enterprise Color MFP M775z 78万円 5月14日
HP LaserJet Enterprise MFP M830z 98万円 5月14日

 M552dnとM553dnは、日本HPが「ジェットインテリジェンス」と呼ぶ新しい技術を導入した。新開発のトナーカートリッジ、そして、新設計プリンタの組み合わせで構成するジェットインテリジェンスでは、従来モデルと比べて消費電力を約51%削減し、起動から印刷開始までの時間の短縮を実現したほか、カートリッジあたりの印刷可能枚数も従来から58%増加した。

kn_hpprt_01.jpg HP LaserJet Enterprise Color M553dn

 トナーも新しく開発した「ColorSphere 3トナー」を採用した。ColorSphere 3トナーは、ポリマーとワックスで構成するソフトコアを耐久性の高い外殻となるシェルで保護する。また、ソフトコアの融点を従来のトナーより下げることで、トナー溶解に要する熱量を削減し、プリンタの高速化と消費電力の削減を可能にした。

 トナーカートリッジでは、内部構成パーツの小型化と耐久性向上を行い、プリンタのボディサイズの小型化に貢献している。プリンタ本体では非純正トナーカートリッジの検出機能も備えており、非純正トナーカートリッジを装着すると通知を表示することも可能だ。

 M552dnとM553dnの主な仕様は以下の通りだ。

モデル名 M552dn M553dn
印刷速度 約33ページ/分(A4タテ、コピーモード) 約38ページ/分(A4タテ、コピーモード)
ファーストプリント モノクロ約6秒以内、カラー約7秒以内
CPU動作クロック 1.2GHz
標準メモリ(最大)/内蔵HDD 1Gバイト/なし 1Gバイト(2Gバイト)/500Gバイト暗号化対応(オプション)
インタフェース ギガビットイーサ、USB 2.0
最大用紙サイズ A4(カスタムサイズは216×356ミリまで)
印刷時消費電力 571ワット 617ワット
本体サイズ 458(幅)×479(奥行き)×399(高さ)ミリ
重さ 約27.5キロ

 M605dnとM606dnは、A4モノクロレーザープリンタで、印刷速度はM605dnで約55枚/分、M606dnで約62枚/分を実現した。5基のビンを搭載することで業務に応じた排出トレイの使い分けなどが可能だ。また、法人市場向けでもA3対応と複合機のラインアップを拡充するためにカラーレーザープリンタの「CP5225dn」とカラーレーザー複合機の「MFP M775z」、モノクロレーザー複合機のハイエンドモデル「MFP M830z」が登場する。

kn_hpprt_02.jpgkn_hpprt_03.jpg HP LaserJet Enterprise M606dn(写真=左)とHP LaserJet Pro Color CP5225dn(写真=右)

kn_hpprt_04.jpgkn_hpprt_05.jpg HP LaserJet Enterprise Color MFP M775z(写真=左)とHP LaserJet Enterprise MFP M830z(写真=右)

 M605dnとM606dnの主な仕様は以下の通りだ。

モデル名 M605dn M606dn
印刷速度 約55ページ/分(A4タテ、コピーモード) 約62ページ/分(A4タテ、コピーモード)
ファーストプリント モノクロ約7秒以内
CPU動作クロック 1.2GHz
標準メモリ(最大)/内蔵HDD 500Mバイト(1.5Gバイト)/500Gバイト暗号化対応(オプション)
インタフェース ギガビットイーサ、USB 2.0
最大用紙サイズ A4(カスタムサイズは216×356ミリまで)
印刷時消費電力 840ワット 870ワット
本体サイズ 425(幅)×537(奥行き)×399(高さ)ミリ
重さ 約25.9キロ

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