Collabtiveはなぜかセットアップの言語選択に日本語がないため、セットアップは英語で行った。だが、きちんと日本語にも対応しているので心配は無用だ。セットアップ中に設定した管理者アカウントでログイン後、Localeを日本語に変更すればよい。
言語が設定できたらユーザー管理からユーザーを登録していく。基本的に最初に設定した管理者はシステム的なメンテナンスなどを行う専用アカウントとして、プロジェクトを割当てたりするパーソナリティとは区別したほうがよい。
ユーザー追加時には「役割」(ロール)を指定するが、デフォルトではClient、User、Adminの3つが設定されている。「役割」にはプロジェクト一覧、マイルストーン、タスクなど、Collabtiveで扱うオブジェクトやチャット、管理といった機能の利用権限が定義されており、Clientは閲覧のみ、Userは通常利用者、Adminは管理者を想定して設定されている。役割は新たに追加することもできるので、マネージャー、リーダー、メンバーなどに分けて細かく権限管理することも可能だ。
Collabtiveでは階層的にプロジェクトを管理する。最も大きな単位はプロジェクトだが、その下にはプロジェクトの節目を表すマイルストーンを設定する。マイルストーンの下にはタスクリストがあり、タスクリストには実際のタスクが登録されることになる。
プロジェクトマネージャーやリーダーはタスクに担当者、期限を設定し、各担当者は自分が担当しているタスクの完了状況を登録する。
その他メンバー間のコミュニケーションツールとしてメッセージの送受信、チャット機能がある。また、タイムトラッカー機能もあるので、プロジェクト遂行にあたってののリソース状況、コストを確認することもできる。
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