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「Surface 3」の日本版LTEモデルを速攻レビュー本田雅一のクロスオーバーデジタル(3/3 ページ)

» 2015年06月01日 16時30分 公開
[本田雅一ITmedia]
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キーボードの打ちやすさ、日本だけのOffice Premiumにも注目

 最後に機能面だが、ほぼSurface Pro 3に準ずるものの、特記しておきたいことが1つある。それはキーボードの打ちやすさだ。

 キータッチはSurface Pro 3用Type Coverと同様の傾向だが、長時間使っているとミスタッチが少ないことに気付く。ストロークや感触などを細かくチューニングしているようだ。また外形サイズは小さくなっているものの、まったく同じキーピッチを確保している。左端のキーがやや細くなったが、気付く人はほとんどいないだろう。

 キーボードを用いてPC的に使えること、そしてフル機能のWindowsであることが1番の魅力であるSurface 3にとっては、最も大切な部分だ。

Surface 3の「Type Cover」。使い込んでみると、従来機から改善されたSurface Pro 3のType Coverに比べて、さらに打ちやすくなっていることが実感できる
左がSurface Pro 3、右がSurface 3のType Cover。Surface 3のほうが一回り小さいが、左右の余白を省いているので、同等のキーピッチを保っている

 また個人向けモデルに付属するOffice Home & Business Premium プラス Office 365 サービス(1年間)は、製品を使い続ける限り、ずっとアップグレードが無償で提供され続けることも付記しておきたい。付属するOffice 365サービスは1年の期間限定だが、仕事に使ってもよい(家庭向けではない)Officeライセンスが無制限で与えられるのは日本市場向けだけだ。


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