レッツノートRZ4の新モデルで「またしても2度驚いた」理由とは？：LTE内蔵したらもう決まりでしょう（2/3 ページ）

» 2015年06月03日 10時00分公開

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実際に使って確かめる！　RZ4のここがすごい

　“軽さとの相乗効果”を生み出しているのが、クラムシェルスタイルだけではなくタブレットスタイルでも使える「2in1」という点だ。軽量ノートPCでは、立った状態で使いたいときなどに、片手で本体を支えながらもう片方の手でキーボードを打つというスタイルも一般的だが、「RZ4」ではそのままディスプレイをひっくり返すだけで、気軽にタブレットスタイルへ変形できる。しかも、「タブレットとして“も”使える」というものではなく、タブレットとして無理のない重さとサイズ、そして使い勝手を実現しつつ、クラムシェルスタイルの要となるキーボードに関しても、「とにかく搭載していればいい」というようなレベルではなく、ピッチ16.8ミリ、ストローク1.5ミリという打ちやすい条件を確保している。真に理想的かつ実用的な「2in1」を体現している稀有な製品といえる。

誌上シミュレーション──外で使うRZ4のここが便利

　700グラム台という軽い本体を実現したレッツノートRZ4は、ディスプレイを360度回転させてクラムシェルからタブレットに早変わりする。屋外で急にPCを使いたくなったとき、従来のクラムシェルスタイルのノートPCと比べて、どれだけ使いいやすいか試してみた。

それは、まだ先輩男子が“黒いノートPC”を使っていたころの話。「次の打ち合わせ先はどう行けばいいのかな」とオンラインナビアプリでチェックを始める二人。まずはカバンからPCを取り出し……、

さくっとレッツノートRZ4を開く新人女子にラッチで手間取りディスプレイを開くのにも時間がかかる先輩男子

ディスプレイをぐりん！と360度開いてタブレットスタイルで使う新人女子とクラムシェルのノートPCを苦労して使う先輩男子。重さが700グラム台のレッツノートRZ4だから、新人女子でも楽に使える

“最初の驚き”にとどまらず、使うごとにありがたみが増す、RZ4ならではの快適さ

　「RZ4」のよさは、ノートPCとしては極限といえる「小型」「軽量」、そして、「2in1」の利便性など、いくつもの要素が組み合わさった結果、本当の意味で“どこでも快適に使える”ということだ。特に外出で使う“快適さ”は出色で、新幹線や飛行機での移動時はもちろん、“モバイルワーカー”的なビジネスマンに人気の「普通列車グリーン車」などなど、いずれの場合でも、背面テーブルには十分な余裕を残して収まってくれる。こうした利用シーンでは、一般的なノートPCだと前の座席がリクライニングしてきたらぶつかってしまう（最悪破損してしまう）という不安を持ちながら利用していたが、「RZ4」を使うようになってからは、そうした心配はかなり少なくなった。最悪、極端に狭くてクラムシェルスタイルで置いたまま利用できなくなれば、タブレットスタイルに変更すればいい。仕事が終わって、電子ブックなどを閲覧したくなった場合もタブレットスタイルが有効だ。

　また、外出先ばかりでなく、社内での日常的なビジネスシーンでも大いに役立ってくれる。ちょっと集まって打ち合わせをしようという場合には、会議室ではなくミーティングスペースの手狭なテーブルに参加した全員のノートPCが並ぶことも多々ある。また、近場のカフェを使って2～4人で商談や打ち合わせをすることもあるだろう。「RZ4」なら占有スペースは最小限で済む上、それでも無理な状況であれば、ここでもタブレットスタイルを活用すればいい。そのほか、コーヒースタンドの小さな丸テーブルなどで作業を行う場合などにも、「注文したコーヒーなどが運ばれてきたら、置くスペースがなくてあわててしまった」ということもない。