2万円で買える小型PC「Endeavor SY01」徹底活用術家のテレビがパソコンに!(2/2 ページ)

» 2015年06月05日 10時00分 公開
[ITmedia]
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ピッタリのキーボードセットモデルも用意

 さて、Endeavor SY01を使用する時にキーボードやマウスはどうするか。フルサイズのUSBポートがあるので、USBキーボードやマウスはそのまま使うことができる。USBハブを持つキーボードを使えば、USBマウスと同時に利用できる。また、USBレシーバータイプのワイヤレスキーボードやマウスも使うことができる。

 もちろん、Bluetooth接続でキーボードやマウス、ヘッドフォンなどをワイヤレスで使うことができる。タブレットの普及でBluetooth対応周辺機器は種類、数ともに増えており、選択肢には困らない。ただ、初回のセットアップは、Bluetoothのキーボード/マウスでは操作ができないので、初回のみUSB接続タイプ(あるいはUSBドングルで接続するワイヤレスタイプ)のキーボード/マウスが必要になる点に注意したい。

 エプソンダイレクトでは、マイクロソフトの「オールインワンメディアキーボード」をセットにしたキーボードセットモデルも用意している(税込み価格2万3220円)。USBレシーバー経由で使うワイヤレスのキーボードで、82キーボードに加えて、トラックパッド、音量調整キーとカスタマイズ可能なホットキーを装備するキーボードだ。

マイクロソフトの「オールインワンメディアキーボード」をセットにしたモデルも用意。ACアダプタは66×43×31ミリ(突起部のぞく)とコンパクトだ。ケーブルはUSBタイプを利用しており、出力仕様は5ボルト/2アンペア

 実測キーピッチ約18×約17.5ミリとゆとりのあるキーボードはキートップに適度なくぼみがあって打ちやすく、スイッチの感触も良好。実測サイズ約79(横)×79(縦)ミリの大きなトラックパッドも、2本指スクロールやズーム/パン、スワイプによるチャーム表示など、標準でマルチタッチジェスチャー操作に対応している。

 ワイヤレスで使えてコンパクトながらキーボードとトラックパッドを搭載していて使い勝手も良いため、SY01と組み合わせて使うのにはピッタリの製品だ。

リビングのテレビをPCに

 ハンディサイズのEndeavor SY01だが、単体では使えない。ディスプレイのほか、キーボードなどの入力環境が必須だ。つまり、携帯しやすいサイズではあるが、日常的に携帯して使うにはあまり向かない。では、どんな場面で生きるだろうか。

 オススメの活用法の1つが、リビングにすでにあるテレビを生かし、家族共用の大画面PCとして使う方法だ。リビングにすでに設置されている大画面テレビを画面の出力先として使えば、テレビが家族共用の大画面PCになる。

小型サイズだからテレビに差したままにしておいても邪魔にならない。リモコンで入力をHDMIに切替するだけで、テレビがすぐにPCになる。これはかなり快適だ

 旅行で撮った写真やビデオをみんなで見たり、ネット配信されている動画コンテンツを見るには、テレビの大画面は最適だ。もちろん、ニュースサイトをなんとなく見たり、天気予報、料理のレシピなどといったちょっとした調べ物をするにもちょうどいい。すでに家にあるテレビがPCとしても使える、と考えれば、約2万円で買えるEndeavor SY01は破格の便利ツールだろう。

パーティの小道具に

 部活やサークルなどの集まり、イベントの打ち上げ、女子会などの小規模パーティで共用PCとして活用するというのはどうだろう。最近はそういった小規模パーティのためのレンタルスペースが用意されており、大画面の液晶テレビはだいたい標準的な設備として設置されている。

 カラオケボックスなどでも、パーティ用に大画面モニタにPCが接続できるようHDMI端子を備えているようなところもある。あるいは、プロジェクターを持ち込んでもよいだろう。いずれにしても、こういった小規模パーティにおいて、HDMI端子を備えたEndeavor SY01を挿して使える表示環境を整えるのは苦にならない。

 例えば、何かのイベントの打ち上げであれば、そのイベントの模様を撮影した写真や動画をみんなで見て楽しむことができるだろう。そういう写真や動画も、それぞれが個人のスマートフォンで撮影してネットの共有サイトにアップし、Endeavor SY01から共有サイトにログインして大画面で楽しむという方法なら、そのパーティのためだけに凝ったプレゼンなどを仕込んだりしなくとも、即席でイベントを振り返って盛り上がることができる。大画面で見れば、個別にそれぞれがスマートフォンやタブレットで見て楽しむより、盛り上がりが違うはずだ。

イベントの写真や動画をパーティ会場でプロジェクターで大画面に出力すれば、みんながその同じ画面を見て楽しみを共有できる。盛り上がること間違いなしだろう

リビングPCに最適、サブで持っていると何かと便利!

 以上のように、これまでEndeavor SY01について見てきた。上記の活用例のように、リビングで家族共用で使えるPCが欲しい方、部活、サークルなど小さな組織で導入する共用PCなどにはぴったりの存在だろう。

 もちろん、特に用途を定めずとも、予備用のPCとしてあると何かと便利だ。例えば、メインPCの調子がおかしくなった時にインターネットで検索して対処法などを調べたり、メインのPCのOSを再インストールするなどメンテナンスしている時など、一時的に使えない時に、気軽にWebサーフィンしたり、ブログなどSNSに記事を投稿したりできるPCがあると助かる。

 また、メインのPCには入れたくないソフトウェアを試してみたり、Webページやソフトウェアを別のPCやディスプレイで動作や見え方を確認してみたいといった場合にも重宝する。

 冒頭でも述べたように、エプソンダイレクトの直販サイトでの販売価格は、本体のみで1万9440円(税込)、キーボードセットモデルが2万3220円(税込)と格安だ。スティック型PCの購入を検討しているのならEndeavor SY01をオススメしたい。

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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2015年6月18日