12.5型ワイド液晶ディスプレイを搭載したボディのサイズは、約310(幅)×210(奥行き)×15.7(高さ)ミリだ。液晶ディスプレイのベゼルはやや広めで、フットプリントは13型ディスプレイ搭載クラスのUltrabookでよくあるサイズ感だが、最厚部の15.7ミリは特筆すべきポイントだ。カタログスペックにおける本体の重さは1キロで、実測でも1053グラムだった。
軽量化のため天板とパームレストにマグネシウムリチウム合金を採用する。底面パネルはカーボンファイバーを用いているが、ラバー調のコーティングを施しているので、カーボンファイバー特有の“織り込みパターン”は確認できない。本体のカラーリングは深みのあるシルバーとブラックで、使用しているボディパネルの素材が異なる“通常版”と同じだが、Folio 1020 SEでは、ヒンジを赤くしてデザインのアクセントとしている。通常仕様のFolio 1020ではヒンジもシルバーのままだ。ちなみに、標準モデルFolio 1020のボディパネル素材は、アルミニウム/マグネシウム合金となるため、本体の重さは200グラム増しの1.2キロになる。
本体を手に取ると、見た目のサイズ感以上に“軽く”感じる。それでいて、ボディの剛性は高い。1キロという軽量で最厚部15.7ミリの薄いボディなのに“きしみ”や“たわみ”といった現象は一切ない。本体を手にして持ち歩いたときのホールド感も良好だ。天板、パームレストともに、指紋が付きにくいコーティングを施している。触ってみると、底面に指紋はそれなりに付くものの、天板やパームレストでは気にならないレベルだ。
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