本体の大きさは380(幅)×262(奥行き)×31.5(高さ)ミリ。15.6型の液晶ディスプレイは液晶駆動方式にIPSを採用して視野角が広い。解像度は1920×1080ピクセル表示に対応する。パネルはノングレアタイプで周囲の光などの映り込みは少ない。
デザインは本体の天板部分に「G-GEAR」という巨大なロゴと2本のラインを引いている。このラインがLEDによって点灯する。このLEDはキートップ部分にも採用しており、電源を入れると1つ1つのキーが赤く浮かび上がる。キートップのLEDはキーボード左上部にあるファンクションキー「G3」でオン/オフできる。
右側面の光学ドライブカバーには、本体のデザインに合わせた赤いアクセントが入っているほか、取り出しボタンも赤い色になっている。また、キーボード上部のベゼル部分には、ヘアライン入りのアルミパネルを使っている。そのベゼルの左右にあるスピーカーも光学ドライブなどと同様のデザインでそろえている。
オン/オフが可能なキートップのLEDは、輝度を控えめに設定しているので、まぶしすぎて邪魔になることはない。ただ、キートップとLEDをONにしたときの明るさに差があまりないので、LEDをONにした状態でも文字が読みにくいと感じるかもしれない。LEDの設定ができるのはファンクションキーのみで、ソフトウェア側から点灯するキーを指定したり輝度を調整したりはできない。
キートップのサイズはほぼ一定で、極端に小さなキーはない。本体の剛性が非常に高いので、強くキーをタイプしてもたわむことなく安定してタイプできる。その反面、キーレイアウトが変則で、Windowsキー、Altキー、Shiftキー、Ctrlキーを左側にのみ用意している。このレイアウトは好みが分かれるだろう。ゲーマー向けのワンポイント機能としては、スクリーンショットが取りやすいよう「Print Screen」キーが独立している。Fnキーなどを押す必要がないのでタイミングが難しいゲームプレイ中でも“かっこいい!”画面をキャプチャができるはずだ。
タッチパッドはアームレスト部分との段差の少ないフラットなタイプだ。実測で100(横)×53(縦)ミリほどの大きさ。キーボード上部のファンクションキー「G2」を押すと外付けのマウスを使うときにタッチパッドが誤作動しないように有効/無効を切り替えられる。いまタッチパッドが有効なのか無効なのかはタッチパッドを囲んでいるLEDの点灯で把握できる。
なお、残りのファンクションキー「G1」はファンを全開回転させ熱を排出する行うクーラーブースト機能だ。キーボード面から15センチの距離でクーラーブーストを有効にした動作音を計測してみたところ、51.3db(A)とかなり目立つ。ちなみに、無負荷時の動作音はは38.4db(A)と静かだ。
インタフェースは、右側面に2基のUSB 2.0と音声入出力兼用ピンジャックを用意する。左側面にはUSB 3.0とHDMI、有線LAN、アナログRGBという並びとなっている。ディスプレイ出力の1つがアナログRGBであることは好みが分かれるだろう。メディアカードリーダはは前面に搭載しているので取り出しなどの作業はやりやすい。無線接続では、Realtek RTL8723Bは制御するIEEE 802.11b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.0が利用できる。
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