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» 2015年07月28日 20時45分 UPDATE

3000ルーメン超モデルが3万円台後半から:3LCD方式で明るさと色域に自信――エプソンがビジネス向けプロジェクター新モデル7機種を発表

エプソンは、ビジネス向けプロジェクターの新製品7機種を発表。3Dプリンターで製作した模型で、エプソンの採用する液晶技術「3LCD方式」による"色域の広さ"をアピールした

[山口恵祐,ITmedia]

 エプソンは7月28日、ビジネス向けプロジェクターの新製品7機種を発表、8月6日より販売を開始する。今後1年間で約8万台の販売を見込む。予想市場価格は以下の通り。

EPSONのビジネス向けプロジェクターの新製品7機種
型番 EB-U32 EB-W31 EB-X36 EB-X31 EB-S31 EB-W420 EB-S04
予想実売価格 12万円台後半 9万円台前半 9万円台後半 8万円台後半 4万円台後半 6万円台前半 3万円台後半
解像度 WUXGA WXGA XGA XGA SVGA WXGA SVGA
明るさ(カラー) 3200ルーメン 3200ルーメン 3600ルーメン 3200ルーメン 3200ルーメン 3000ルーメン 3000ルーメン
明るさ(全白) 3200ルーメン 3200ルーメン 3600ルーメン 3200ルーメン 3200ルーメン 3000ルーメン 3000ルーメン
発売日 2015年8月6日(木)

 今回発表した新モデルは、図面や表計算ソフトなどを高精細に投写できるWUXGA(1920×1200ピクセル)の解像度を持つ「EB-U32」や、3600ルーメンの明るさを実現する「EB-X36」、WXGA(1280×800ピクセル)の解像度で予想実売価格が6万円台前半の「EB-W420」など、ユーザーの用途や環境に合わせて幅広いラインアップを用意した。

 全機種が明るさ3000ルーメン以上、15000:1のコントラスト比で、重量が約2.4〜2.6キロに収まるなど、従来機種に比べ基本性能をアップしたという。

EB-W31 9万円台前半で明るさ3200ルーメン、解像度がWXGA(1280×800ピクセル)の「EB-W31」
EB-W420frontEB-W420back 6万円台前半で明るさ3000ルーメン、解像度がWXGA(1280×800ピクセル)の「EB-W420」

 プロジェクターをどこに置いても画面のゆがみを即座に補正する「ピタッと補正」や、オプションの無線LANユニットを使うことで、タブレットやスマートフォンの画面をそのまま投写できる「Epson iProjection」といった従来からの機能に加え、今回は新たにプロジェクターの接続状況や、よく使う機能の選択や実行ができる「ホーム画面」機能を搭載した。

ホーム画面機能EB-W420back 新たに追加された「ホーム画面」から、接続状況などが確認できる(写真=左)。QRコードを表示し、iOS/Androidデバイスから読み取ることで、デバイス内に保存されたコンテンツをワイヤレスで表示できる(写真=右)

色域を再現した模型でアピール

 エプソンのプロジェクターは、投写方式に「3LCD」を採用する。他社製品で採用例が多い「単板DLP」方式では全白(白100%)は明るいものの、カラーは暗くなり、発色や階調性で不利になりがちなのに対し、3LCDは約3倍の明るさと色再現性を実現するという。発表会では、エプソン製プロジェクターの色域モデルを3Dプリンタで模型化し、他社製品に対する優位性をアピールした。

3LCD 3LCD方式を採用するプロジェクターの内部構造
色域 色域モデルを3Dプリンタで模型化。他社製品に比べ色域が広いのがはっきり確認できる
3LCD3LCD 3LCDを採用する3000ルーメンのエプソン製プロジェクター(左)と、3200ルーメンの他社製プロジェクター(右)で投写された映像を比較すると、発色に断然差が生まれている

 エプソンは、ビジネス向けプロジェクター市場で20年連続国内販売台数シェアトップ(富士キメラ総研調べ)を獲得し、2014年には国内シェアが60%を超えている(エプソン調べ)。全世界では14年連続シェアトップ(Futuresource Consulting Ltd.調べ)を達成した。

 この結果について、担当者は「シェアトップを今後何十年も引き続き獲得していくために、真摯(しんし)に、そしてひた向きにモノ作りに励んでいきたい」とコメントした。

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