エムエスアイコンピュータージャパンは、8月5日にIntel Z170 Expressチップセット搭載のマザーボード新モデルを発表した。同日にインテルが発表して販売が始まった“Skylake”こと第6世代Coreプロセッサー・ファミリーに対応する。
今回登場したのは「Z170A GAMING M7」「Z170A GAMING M5」「Z170A GAMING PRO」「Z170A KRAIT GAMING」「Z170A PC MATE」だ。これらの主な仕様と実売予想価格は以下の通り。
製品名 | Z170A GAMING M7 | Z170A GAMING M5 | Z170A GAMING PRO | Z170A KRAIT GAMING | Z170A PC MATE |
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チップセット | Intel Z170 Express | ||||
CPUソケット | LGA1151 | ||||
システムメモリ | DDR4 2133(最大3600) | ||||
最大メモリ容量 | 64Gバイト | ||||
PCI Expressスロット x16 | 3基 | 2基 | |||
PCI Expressスロット x1 | 3基 | 2基 | |||
Turbo M.2 | 2基 | 1基 | 1基 | ||
SATA Express | 2基 | 1基 | 1基 | ||
Serial ATA 6Gbps | 6基 | ||||
USB 3.1 Gen2 | 2基(Type-C、Type-A) | 2基(Type-A) | 2基(Type-A) | ||
有線LAN | Killer E2400 | Intel 219 | Intel 219 | ||
映像出力インタフェース | HDMI2基、DisplayPort | HDMI、DisplayPort | HDMI | HDMI、アナログRGB | |
実売予想価格(税別) | 3万2800円 | 2万6800円 | 2万2800円 | 2万1800円 | 1万6800円 |
なお、8月2日に公開したIntel Z170 Expressチップセット搭載マザーボードのラインアップには「Z170A XPOWER GAMING TITANIUM EDITION」「Z170A GAMING M9 ACK」もあったが、日本市場における出荷開始時期と価格について明らかになっていない。
すべてのモデルでCPUソケットはLGA1151に対応し、インタフェースとしてUSB 3.1 Gen2をサポートし、Type-CとType-Aを利用できる。メモリ回路はほかの部材から独立させてノイズの混入を防いで安定した動作を実現する「DDR4 Boost」を採用。ほかにも高音質再生を可能にする「Audio Boost 3」、音響補正技術「Nahimic」などを導入する。
オンラインゲーム環境で重要になるネットワークでは、Killer LAN E2400と帯域の優先利用をアプリケーションごとに自動で割り当てができるASD 2.0を採用した。また、ゲームマクロキーを登録できるGaming Hotkeyでは、BIOSで行うCPUの動作クロック設定をキーボードからできる機能を用意する。拡張スロットでは、固定ピンの数を増やし、形状も変更して固定力を向上させた「Steel Armor」によって、ハイエンドグラフィックスカードの重さにも耐えられるようにしている。
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