参加していた家族に話を聞いてみると、イベントに参加を申し込んだのは、ほとんどが“スワローズファンのお父さん”だった。ただ、ほかの家族もイベントを楽しみにしていて、ある家族では、イベントが予定していた旅行の日程と重なっていたのに、お母さんが旅行の日程を短縮して参加していた。
いろいろな家族と話ができる機会だったので、PC USER的に気になる「家庭でPCをどのように使っているのか」を5組の家族に質問したところ、小学生(1年生〜6年生)の子供たちは全員専用のPCを持っていなかった。ちなみに、タブレットやスマートフォンでも同様だ。さらに、「自分のPC欲しくない?」と聞いてみても、全員が「特に〜」と答えてる。
お父さんは、全員が仕事で専用のPCを使っているもの、そのPCは家族に使わせないか、そもそも、会社から持ち出すことができないという。話をきいた5家族では、お父さんは専用のPCを持っていても、家族が使うPCとして1台を用意して家族全員が共有している。お母さんは、ネットショッピングと保護者会や子供が参加している野球チームの資料作りに利用している。保護者同士の連絡手段はメールではなくLINEがほとんどだ。
子供たちは、学校の宿題で出た調べ物に使っているケースがほとんどだった。ゲームは携帯ゲーム機か、タブレットでできる無料ゲームで済んでしまっているとのこと。また、メールアカウントはほとんどが持っておらず、持っていても家族の連絡だけに限っている。
なお、共有PCで家族それぞれのアカウントを設けて使っている家族がいる一方で、アカウントを区別していない家族も少なからずいた。子供に対してPCやネットワークを使うルールも、設けている家族もいれば、「特に言わなくても自然とやめているので」と設けていない家族もいる。ただ、PCや情報機器の設定はお父さんの役目というのは多くの家族で共通だった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.