メインストリームではDDR4メモリの伸びに注目するショップが多かった。その背景には週末アキバ特価リポートで触れたとおり、Skylakeの台頭がある。
BUY MORE秋葉原本店は「8月下旬くらいからSkylakeがグンと伸びているんですよね。Z97やH97の放出特価が落ち着いて、Z170やH170マザーのラインアップが充実したことで、旧世代と新世代であまり予算の差が出なくなったのが大きいと思います。人はそれなら新世代にしようとなりますから」と語る。
新世代の組み合わせは、SkylakeとZ170/H170/B150マザー、それにDDR4というのが定番だ。「DDR3が使えるSkylakeマザーもありますが、DDR3との価格差がかなり縮まっていて性能はDDR4が一段高いので、やはりDDR4対応マザーのほうが断然売れています」(同店)。
先週日曜日には、TDP 35ワット版の「Core i3-6100T」や「Pentium G4500T」が登場し、廉価チップセット「H110」を搭載したマザーボードも売り出されている。これらの新製品は現在の流れを加速させそうだ。
DDR4メモリのなかでも売れ筋はPC4-19200(DDR4-2400MHz)の8Gバイト×2枚キット。最安クラスなら特価で1万4000円を切るものもある。パソコンSHOPアークは「4G×2枚よりも4G×4枚よりも8G×2枚を求める人がやはり多いです。将来32Gバイトまで増設を考えているということでしょう」と話していた。
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