ほかの構成パーツもBTOで柔軟な構成が可能だ。メモリは信頼性に定評のあるCorsairの「VENGEANCE LPX(PC4-17000 DIMM)」を採用する。容量は16Gバイト(4Gバイト×4)が標準で、BTOでは32Gバイト(8Gバイト×4)、64Gバイト(8Gバイト×8)の構成も選べる。ヒートスプレッダがブラックで、ボディやマザーボードとの調和も考えられている。
データストレージは3.5インチHDDとSSD(2.5インチまたはPCI Express カード)を合計3台まで組み合わせられる。いずれもただ容量が選べるだけでなく、ブランド/型番まで指定することが可能だ。評価機では256GバイトのSSD(Crucial MX200)と500GバイトのHDD(Seagate ST500DM002)を搭載している。
光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブとBD-REドライブが選べる。選択肢は複数用意されており、前者はLG製とASUSTeK製が、後者はLG製とパイオニア製を選択可能だ。
このほか、BTOメニューでは、サウンドカードやテレビチューナーカード、そのほかインタフェースカードを追加することができるほか、キーボード、マウス、ゲームコントローラーなどの外付けの周辺機器やソフトウェアも同時購入できる。
OSは標準では付属せず、オプションとなっている。Windows 10/Windows 10 Pro、Windows 8.1/Windows 8.1 Pro、Windows 7 Home Premium SP1/Windows 7 Professional SP1(いずれも64ビット版)と、6種類のDSP版が選択肢として用意されている。評価機のプリインストールOSは、64ビット版Windows 10 Proだった。
Premium-Lineシリーズには、独自の特典も付帯される。保証期間は標準で2年間と、一般的なPCの2倍の期間を保証する。さらに、この期間中は内部のクリーニング、CPUグリスの塗り直し、BIOS/UEFIやドライバの更新、動作チェックといった内容のオーバーホールサービスが1回、無償で受けられる。
さらに、内部パーツを交換したり増設したりしたい場合のために、購入サポートや取り付け、パーツ下取りなどのアップグレードサービスも用意されている。PCのハードウェアに詳しくなくとも、DIY PCのようにアップグレードしながら性能や機能を最新に保つことができる。BTOでは保証期間を3年に延長することも可能だ。
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