NAS関連ではQNAPの「TAS-168」と「TAS-268」が注目株だ。シーゲイトのNAS用2TバイトHDD「ST2000VN000」をあらかじめ組み込んだNASキットで、1台入りのTAS-168は4万3000円弱、2台入りでミラーリングが構築されているTAS-268は5万8000円弱となる。
いずれもCPUはARM(1.1GHz)で、DDR3メモリを2Gバイト積んでいる。セットアップ済みのQNAP独自OS「QTS」のほか、Android 4.4.4もコンボで搭載しており、 HDMIケーブルでテレビなどにつなげれば好みの環境にカスタムすることができる。
オリオスペックは「HDD組み込み済みでAndroidも使えるというキャッチーな製品を出してきたところにQNAPの本気ぶりがうかがえますね。Androidで本格的にゲームするなら入力環境を整える必要がありますが、普通にネットしたりコンテンツを見たりする分には付属のリモコンでいけると思います。家庭用としては速度もそれなりにありますし、市場全体ではけっこうヒットしそうですよね」と話していた。
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