液晶ディスプレイは、1920×1080ピクセル(フルHD)で非光沢のIPSディスプレイを採用。シビアなプレイが要求される環境で、映り込みなどを気にせずにゲームに集中できるのはかなり重要だ。より高みを目指すなら、オプションで選択できる3840×2160ピクセル(4K)の非光沢IGZO IPSディスプレイも見逃せない。
キーボードは、カチカチと音が鳴らない柔らかいキータッチで指が疲れにくい。それでいてストロークは約2ミリを確保しているため、キーを押した感触が分かりやすく、ゲームはもちろん、テキスト入力においても快適だ。第4世代Coreプロセッサ“Haswell”を搭載していた従来モデル同様、左側にマクロ機能キーを1列配置しているのもゲーミングノートPCならでは。
タッチパッドの感度も良好で、左右クリックキーはパームレストと同様の滑りにくいマットな素材となっている。ストロークも深めで、たしかなクリック感があり、ポインティングデバイスとしての利用に不足は感じない。
ちなみにキーボードのイルミネーションは、従来機種同様に4つのゾーンに分けられており、自由に配色を変更することができる。プレイするゲームに合わせて配色を変更することで、より使いやすいキーボードへカスタマイズすることができる。
インタフェースは、USB 3.0×3、3-in-1メディアカードリーダー、ギガビットLAN、HDMI 1.4出力、Mini DisplayPort、オーディオ入出力を搭載し、さらにオプションで利用できる外付けグラフィックス機能「ALIENWARE Graphics Amplifier」接続用のポートも備える。
今回は「ALIENWARE 15」の外観について紹介した。ゲーミングノートPCとして高いスペックが要求されることから、ボディは重量級となっているが、ユーザーを喜ばせるような仕掛けが多く練り込まれた所有欲を満たすマシンに仕上がっている印象を持った。次回はベンチマークテストの結果をお届けする。
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