「ALIENWARE 15」の実力を解剖する 〜ベンチマークテスト編〜Skylake、侵略完了(2)(1/2 ページ)

» 2015年12月03日 09時00分 公開
[山口恵祐ITmedia]

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 デルのゲーミングPCブランド「ALIENWARE」シリーズのゲーミングノートPC「ALIENWARE 13/15/17」が“Skylake”世代の最新Core i5/i7プロセッサを搭載し、新モデルとして登場した。どの程度パフォーマンスを発揮するのか、今回は「ALIENWARE 15」で各種ベンチマークテストでチェックする。

背面パネル 「ALIENWARE 15」の背面パネルを取り外したところ

 評価機として用意したのは、最上位モデルとなる「スプレマシー」で、CPUは第6世代CoreのCore i7-6820HK(4コア8スレッド、2.3GHz/最大3.6GHz、3次キャッシュ8Mバイト)を採用する。このCPUはノートPC向けでありながらオーバークロックに対応し、最大で4.1GHzまで動作が可能となっている。

 メモリは16Gバイト、ストレージはPCI Express接続のNVMe対応512GバイトSSD(SAMSUNG製PM951)と、1TバイトHDD(HGST製HTS721010A9E630)のハイブリッド構成になっている。OSは64ビットのWindows 10 Homeだ。

 まずはストレージの性能をCrystalDiskMark 5.0.3で測定する。システムドライブとなる内蔵SSDのシーケンシャルリードは1689Mバイト/秒、シーケンシャルライトは592.8Mバイト/秒というスコアをマークし、現行最速クラスのSSDということもあって、不満はない。内蔵HDDも、シーケンシャルリードが134.3Mバイト/秒、シーケンシャルライトが133.9Mバイト/秒と、2.5インチドライブにしてはなかなか良好な結果だ。

 参考までにCrystalDiskMark 4.0.3の結果も掲載する。

CrystalDiskMark 5.0.3による内蔵SSDの結果(写真=左)と、内蔵HDDの結果(写真=右)
CrystalDiskMark 4.0.3による内蔵SSDの結果(写真=左)と。内蔵HDDの結果(写真=右)

 グラフィックス機能は、CPU内蔵のIntel HD Graphics 530に加えて、NVIDIAのGeForce GTX 980M(4Gバイト)を搭載している。早速ベンチマークテストを実施してみよう。

CPU-Z(写真=左)GPU-Z(写真=右)
デル株式会社 デル株式会社

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