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» 2015年12月08日 11時15分 UPDATE

SOHO/中小企業に効く「オンラインストレージ」の選び方(第3回):使える! 即戦力の「法人向けオンラインストレージ」15選 (1/3)

さまざまな場面で活躍するオンラインストレージの選び方を紹介する本連載の最終回は、国内外の法人向けオンラインストレージ15サービスを一挙に紹介する。

[山口真弘,ITmedia]

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法人向けオンラインストレージの選び方

 個人向けのオンラインストレージを選ぶ場合、選定方法はシンプルだ。大抵のサービスには無料プランが用意されているので、「容量」を基本に、アップロード可能な1ファイル当たりのサイズの上限などを見ながらサービスを選べばよい。その上で、しばらく使ってみて機能や使い勝手に納得が行き、他サービスに乗り換えるほどのコストをかける必要が無いと判断すれば、容量がいっぱいに達した時点で有料版に乗り換えればよい。

Dropbox Business 「Dropbox Business」

 しかし法人の場合、特定のデータだけをアップロードして外出先からアクセスするという使い方のほかに、大容量ファイルの転送に使ったり、グループ内でのコラボ目的で共有ファイルを置くためだけに使ったり、さらにはローカルフォルダごと同期させてバックアップも兼用したりと、使い方はさまざま。どの用途にフォーカスするで選択肢は異なってくる。

 多くのサービスはどのような使い方にも対応するとはいえ、機能を限定したプランのほうが便利かつ余計なコストも関わらず、かつセキュアに運用できる。

 さらに最近では、Boxのように複数のオンラインサービスとのハブとして機能するサービスや、Evernoteのようにテキスト化と検索に力を入れたサービスもあったりと、単にストレージ領域を提供するという枠に収まらないサービスも増えつつあるので、選択に頭を悩ませることになる。一言で言うとパラメータが多すぎるのだ。

box 「box」

 こうした場合、むしろ特定の部署単位で導入して使い勝手をヒアリングし、評価が低ければ全社的に導入する前に別サービスの利用を検討するという手順を踏んだほうが、長期的に見て満足の行く選択ができる。

 もちろんやみくもに手を出すのではなく、現状で考えられる用途は最低限考慮しておくべきだが、実際に使ってみないと分からない所が多々あるのなら、お試し期間で最大限試したり、特定の部署にのみ導入するという手順を踏んだほうがよい。いきなり全社へ導入するのはリスクだ。

 では、具体的にどのようなポイントを見ていけばいいのか。プラスαの機能については前回までの連載で述べた通りだが、ここではさらに基本的なチェックポイントを見ていくことにしよう。

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