ゲームの神様こと遠藤雅伸氏とカードゲーム作りを楽しんだ週末「あそぶ!ゲーム展」体験レポ(4/4 ページ)

» 2015年12月11日 20時00分 公開
[瓜生聖ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       

写真で見る「あそぶ!ゲーム展」

テニス・フォー・ツー(1958年/ブルックヘブン国立研究所)。オシロスコープをモニタとして使ったアナログコンピュータゲーム

実際に遊べるテニス・フォー・ツーのエミュレータ。パドルで打ち返す玉の軌跡を設定、タイミングを合わせて打ち返す

スペースウォー!(1962年/マサチューセッツ工科大学)。ミニコンPDP-1上で動作する対戦型シューティングゲーム。エミュレータでプレイ可能

世界初のアーケードゲーム、コンピュータースペース(1971年/ナッチング・アソシエーツ)の実機。右は4つのボタンで操作する一人用の初期型。左はジョイスティックを採用し、2人対戦を可能にした後期型

コンピュータスペースの画面は粗い点で表現されている

エミュレータによるコンピュータスペース。もちろん遊ぶことができる

ポン(1972年/アタリ)。言わずと知れた史上初の大ヒット作

パドルコントローラはブロック崩しでも採用されている。ジョイスティックと異なり、プレーヤーが移動速度を自在に操ることができる

マンイーター(1975年/PSE)。エレメカ風の大胆な筐体に比べ、細いジョイスティックが心細い。プレイ時間に制限があるのでお出かけの際には注意

レバーの操作はやさしくお願いします

スピードレースデラックス(C) TAITO CORPORATION 1975 ALL RIGHTS RESERVED. (1975年/タイトー)。H(ハイ)/L(ロー)のシフトレバーがすでに搭載されている

やたらと美しいTTL基盤。自車は左下のダイオードで表示している

テーブル筐体のアステロイド(1979年/アタリ)。今や目にすることもほとんどないベクタースキャンが美しい。コントローラは5ボタン

ブレイクアウト(1976年/アタリ)。アストロシティ筐体に入ったエミュレータで再現

フットボール(1978年/アタリ)。巨大なトラックボールは多人数球技スポーツ・ゲームでよく見られた。夢中になって手のひらが巻き込まれることもあったり

スペースインベーダー (C) TAITO CORPORATION 1975 ALL RIGHTS RESERVED. のフローチャート

こちらはドットデザイン。左上のインベーダーの横幅は12ドットで、左下の11ドットや右上の8ドットよりも大きく、最後の1匹になったときにキャラクタの一部が消えずに残ってしまうバグ(レインボー)があった

スターファイヤー(1978年/エキシディ)。TIEファイターのような敵機が出てくる3D風ゲーム

コントローラは操縦桿型

平安京エイリアン(1979年/電気音響)。東大生が開発した、と話題になった。穴の掘り方(テクニック)にさまざまな呼び名がある。画面はアキバ掘りに似ているが、穴の位置が少しずれている

平安京エイリアンは2人協力プレイのはしりでもある。取材時は協力プレイが選択できなかったが、現在はできるとのこと。やり方は実機に貼られた注意書きを参照してほしい

クレイジークライマー (C)HAMSTER Co.(1980年/日本物産)。ジョイスティック2本で右、左、右、左、とビルをよじ登っていく

デスレース(1976年/エキシディ)。車でグレムリンを轢き殺していくゲーム。その残虐さから発売禁止の上、筐体の打ち壊しまで行われた

デスレースの残虐きわまりない画面

ディグダグ (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.(1982年/ナムコ)。どうでもいいが、なぜこんなに地上でファイガーに蹂躙(じゅうりん)されているのだ?

ドンキーコング (C)Nintendo (1981年/任天堂)。マリオ初登場の作品。当時の恋人はピーチ姫ではなくポリーン

ニューラリーX (C) BANDAI NAMCO Entertainment Inc. (1981年/ナムコ)。右のレーダー画面が斬新だった

スクランブル (C)Konami Digital Entertainment (1981年/KONAMI)。ショットとミサイルで攻撃する。縦画面なのに横スクロールゲーム

ムーンパトロール (C)IREM SOFTWARE ENGINEERING INC. All rights reserved. (1982年/アイレム)多重スクロールを実現

ザクソン (C) SEGA(1982年/セガ)はモニタの調子が悪かったのか、横の液晶モニタでプレイ。クォータービューで高低差を表現

ジービー (C) BANDAI NAMCO Entertainment Inc. (1978年/ナムコ)はピンボールをモチーフにしたブロック崩し。カラーに見えるのは色セロファン

iPadでスペースインベーダーとパックマンを遊ぶことができるキッズコーナー。エミュレータを積極的に取り込んでいるのも本展の特徴の1つ

映像ミュージアムは映像制作の参加体験型ミュージアム。常設展も充実しており、本格的なスタジオで合成撮影などを体験できる

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月25日 更新
  1. ワコムが有機ELペンタブレットをついに投入! 「Wacom Movink 13」は約420gの軽量モデルだ (2024年04月24日)
  2. 16.3型の折りたたみノートPC「Thinkpad X1 Fold」は“大画面タブレット”として大きな価値あり (2024年04月24日)
  3. 「IBMはテクノロジーカンパニーだ」 日本IBMが5つの「価値共創領域」にこだわるワケ (2024年04月23日)
  4. 「社長室と役員室はなくしました」 価値共創領域に挑戦する日本IBM 山口社長のこだわり (2024年04月24日)
  5. Googleが「Google for Education GIGA スクールパッケージ」を発表 GIGAスクール用Chromebookの「新規採用」と「継続」を両にらみ (2024年04月23日)
  6. バッファロー開発陣に聞く「Wi-Fi 7」にいち早く対応したメリット 決め手は異なる周波数を束ねる「MLO」【前編】 (2024年04月22日)
  7. ロジクール、“プロ仕様”をうたった60%レイアウト採用ワイヤレスゲーミングキーボード (2024年04月24日)
  8. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  9. アドバンテック、第14世代Coreプロセッサを採用した産業向けシングルボードPC (2024年04月24日)
  10. ゼロからの画像生成も可能に――アドビが生成AI機能を強化した「Photoshop」のβ版を公開 (2024年04月23日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー