安定感のあるキーボードを搭載しているのは、クラムシェル型ノートPCのタブレットに対する大きなアドバンテージだ。キーボードの下にしっかりしたベースボディがあるため、テーブルの奥行きが短くても比較的安定して置けるし、ヒザの上や柔らかいソファなど、安定感がない場所でもベースボディが支えになってくれるので安定して打つことができる。いつでもどこでもバリバリキーボード入力をしたいという目的であれば、やはりクラムシェル型がベストな選択肢といえる。
もちろん、クラムシェル型ノートPCであればなんでもよいわけではない。キーボードのクオリティは製品ごとによって異なるため、しっかり選ぶ必要がある。その点、Endeavor NA512Eのキーボードは、自信を持っておすすめできる。まずキーピッチが約18ミリとしっかり確保されている。そして、Enterキーを大きく、カーソルキーも十分にスペースがあり、ミスタイプの心配なく打ちやすい。
キーストロークも約1.7ミリと深く、きっちり押し込んだ感覚がある。ボディ設計の段階でキーボードユニットの下の剛性にも配慮しているため、キーを押し込んだ時にボディがたわんだりするようなこともない。パームレストも広く、手首をしっかり置いて、快適にタイピングすることができる。
タブレットより大きな13.3型液晶ディスプレイを搭載しているのも生産性においてはアドバンテージだ。オフィスソフトやPDFで作成された資料の閲覧編集、あるいは自分でオフィスソフトで作成する場合、どちらにおいても画面は大きいほうが作業しやすい。13.3型は、携帯性とのバランス的にも絶妙だろう。
また、表面はノングレア仕上げ。光を適度に乱反射させるため照明や外光が映り込みにくく、光がダイレクトに目に差し込んでこないために長時間画面を見る場合でも比較的疲れにくい点もメリットだ。ビジネスPCのセオリーをしっかりおさえている。
Endeavor NA512Eは、本体装備の端子構成も特筆できる内容だ。2基のUSB 3.0とUSB 2.0、SDXCメモリーカードスロットに加えて、アナログRGB出力(D-Sub15ピン)とHDMI出力、有線LANとビジネスで必要とされる端子をもれなく装備する。盗難防止ワイヤーを接続するセキュリティーロックスロット(通称:ケンジントンロック)も搭載している。
特にセキュリティ確保の観点から有線LANが必須な企業は多い。万一の情報漏洩のリスクは個人の比ではないだけに当然だろう。また、営業業務ではミーティングなどでプロジェクターを接続して使われることも多いが、その関係で、プロジェクター接続のデファクトスタンダードであるアナログRGB出力(D-Sub15ピン)端子の需要も高い。この2つをしっかり備えていることはビジネスPCの重要条件といえるが、Endeavor NA512Eはしっかりとクリアしている。
また、端子の配置も特筆できる。ACアダプタ(DC入力)ほか、有線LANやディスプレイ出力など、利用時にケーブルを差したままになるような端子が手前側にあるとわずらわしいが、Endeavor NA512Eは、有線LAN、アナログRGB出力(D-Sub15ピン)、HDMIを背面にまとめているほか、両側面の一番奥にDC入力とセキュリティロックポートを配置。使い勝手の面でも完璧なレイアウトといえる。
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