液晶ディスプレイとサウンド機能はG-tuneブランドのNEXTGEAR-NOTE i5710と共通だ。液晶ディスプレイのサイズは15.6型ワイド、表示解像度は1920×1080ピクセルに対応する。液晶の配向方式は視野角の広いIPSを採用しており、多少見る角度、姿勢が変わっても、画面全体をクッキリと見渡せる。表面は非光沢のノングレア仕上げのため映りこみにくく、暗いシーンが多いゲームや映画などでも画面に集中できる。
なお、エックスライトのi1 Display Proを利用した液晶ディスプレイの測定結果も以前にレビューしたNEXTGEAR-NOTE i5710とほぼ同じ結果で、色温度が7474K、輝度が253カンデラ/平方メートルだった。色域はsRGBカバー率で63.8パーセントだった。
キーボード奥のヒンジ部にステレオスピーカーを内蔵している。音響ソフトウェアにはSoundBlaster X-Fi5が導入されており、SBX Studio Proによる仮想サラウンドや会話強調、低音強調といった音響効果を活用したクリアで迫力のあるサウンドが楽しめる。ゲーム内での足音などを強調するScout Mode、ボイスチェンジャー機能のVoice FXなど多彩な機能も搭載している。
キーボードとポインティングデバイスも、やはりNEXTGEAR-NOTE i5710と共通である。キーピッチは19×19ミリ、キーストロークは2ミリを確保。スイッチの感触は良好で、キーボードユニット下の剛性がしっかりしており、快適にタイピングできる。キーボードバックライトは消灯含めて5段階に調整可能だ。
ただ、通常キーとテンキーの間隔が狭く、しかもカーソルキーがテンキーにまたがるように配置されている点はややマイナスだ。基本キーの端のほうやカーソルキーについては、慣れるまではミスタイプしやすいかもしれない。
ゲーミング向けの機能もそのまま搭載されている。PCゲームで多用するW/A/S/Dキーには、視認性の高い赤色で矢印が刻印されているほか、キーボードマクロを登録し、有効/無効を切り替えられる「FLEXIKEY」というユーティリティもプリインストール済み。誤入力しやすい左Windowsキーを無効化する設定も用意されている。
キーボード手前には2ボタン式のタッチパッドがある。ボタンは左右独立型でストロークが深く、カチカチと安っぽい音がせず、静かに押し込める。使用感は非常によい。
→PC USER特設ページ「mouse computer station」
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