まずは、WinSAT(PC総合評価)から。総合スコアは4.1(プロセッサは6.8、メモリが5.9、グラフィックスが4.1、プライマリドライブは8.05)、グラフィックスがボトルネックとなっている。
プロセッサ性能を評価するCINEBENCH R11.5の結果は、CPU(マルチ)1.79pts、CPU(シングル)0.46となった。比較のために以前レビューした旧モデルの「Inspiron 13 7000シリーズ2in1(Core i3-4010U(1.7GHz))」と、旧モデル「Inspiron 11 2in1(Pentium N3530(2.16GHz/最大2.58GHz))」と比較してみよう。
CPU(マルチ)のスコアをInspiron 11 2in1が搭載するPentium N3530と比較すると約2倍以上、Inspiron 13 7000シリーズ2in1が搭載するCore i3-4010Uと比較しても23%を超える好成績となっている。CINEBENCH R15は、CPU(マルチ)142cb、CPU(シングル)35cbと良好な結果が確認できた。
ストレージ性能を計測するCrystalDiskMarkのスコアは、Serial ATA 6Gb/s接続のSSDとしては標準的なスピードだが、やはりHDDや下位モデルが採用するeMMCタイプをはるかに凌ぐ結果となった。評価機には、Samsung「SSD CM871 2.5 7mm 128GB」が搭載されており、シーケンシャルリードではSamsungの公称値(最大510MB/秒)を超えている。
システム全体のパフォーマンスを評価するPCMark 7の総合スコアは2958、Lihtweihtは2888、Productivityは2294、Entertainmentは2038。総合スコアは旧モデルのInspiron 11 2in1と比較して40%以上向上している。
3D描写性能を評価する3DMarkでは、FIRE STRIKE 1.1が275、SKY DIVER 1.0が1326、CLOUD GATE 1.1が2171、ICE STORM 1.2が24213となった。
FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼアベンチマーク キャラクター編のスコア | |||||
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解像度 | 画面表示 | 画質 | DirectX | FF14ベンチスコア | 評価 |
1280×720 | ウィンドウモード | 高品質(ノートPC) | DirectX 9 | 997 | 動作困難 |
1280×720 | ウィンドウモード | 高品質(ノートPC) | DirectX 11 | 776 | 動作困難 |
1280×720 | ウィンドウモード | 標準品質(ノートPC) | DirectX 9 | 1493 | 設定変更が必要 |
1366×768 | フルスクリーンモード | 標準品質(ノートPC) | DirectX 9 | 1473 | 設定変更が必要 |
ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4kのスコア | ||||
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解像度 | 画面表示 | 画質 | DirectX | 評価 |
1280×720 | ウィンドウモード | 標準品質 | 2381 | やや重い |
1280×720 | フルスクリーン | 標準品質 | 2476 | やや重い |
3DMarkやFINAL FANTASY XIV:新生エオルゼアベンチマーク キャラクター編でチェックした3D描画性能は、総じてエントリークラスの性能になった。
※Windows 10の電源プランは「Dell」に設定
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