Intelからは、汎用の開発ボード「Genuino 101」が売り出されている。価格は4500円前後だ。Genuino 101は53.4(幅)×68.6(奥行き)mmの超小型ボードに、196KBのフラッシュメモリーや24KBのメモリを含むモジュール「Curie」やBluetooth LEアダプタ、6軸センサーなどを搭載している。
こうした低価格な開発ボードは高専や大学の工学科の学生、そのOBなどが趣味で購入することが多いという。そして、その市場はじわじわと広がっているそうだ。
Genuino 101を取り扱うオリオスペックは「最近はRaspberry Piも含めて購入層が広がっていると感じます。『Pi-TOP』や『Piper』のように、あまりプログラミングの知識がなくても始められる製品が出てきたのも大きいですが、黎明期(れいめいき)の自作PCのような手探りでマシンを作っていくような楽しみ方を求める人たちに愛されているのも無視できない動きだと思います。少しずつでも成長してくれたらいいなと思いますね」と期待を寄せていた。
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