コストパフォーマンスに優れる日本HPの2in1がメモリ増量でさらに使いやすく――「HP x2 210 G2 Tablet」10.1型で約598グラム(1/3 ページ)

» 2016年04月25日 06時00分 公開

 WindowsユーザーはノートPCに慣れた人も多いことから、ノートPCとしてもタブレットPCとしても利用可能な「2in1」タイプの需要が高まっているようだ。日本HPの2in1 PCもコストパフォーマンスの高さで人気があり、その最新モデルにあたるのが今回紹介する「HP x2 210 G2 Tablet」だ。

「HP x2 210 G2 Tablet」 「HP x2 210 G2 Tablet」

安価で実用的な2in1タブレット

 HP x2 210 G2 Tabletは、日本HPが個人向けとして販売している「HP Pavilion x2 10-n100」(以下10-n100)をベースにした法人向け製品だ。タブレットにキーボードユニットが付属した「2in1」タイプで、タブレットPCとしてもノートPCとしても運用できる。

「HP x2 210 G2 Tablet」 タブレット単体で利用しているところ

 今回紹介するのは64GBのストレージを搭載した上位モデル「HP x2 210 G2 64GB Windows 10 Pro搭載モデル」だが、現在のキャンペーン価格は本体価格が4万9000円(税別)、送料などを含めた合計では5万6160円(税込)で購入できる。

 スペックは個人向けとして販売されている「10-n100」とほぼ同じだが、個人向けの10-n100が64bit版Windows 10 Homeであるのに対し、本製品は法人向けとして適した64bit版Windows 10 Proとなっている。また10-n100ではメインメモリの容量が2GBのみしか選べないのに対し、本製品では4GBモデルも用意している。

 メインメモリを2GB、ストレージ容量を32GBに抑えた下位モデルは本体価格4万3200円(税別)で、送料などを含めた合計では4万9896円(税込)という、5万円を切る低価格に抑えている。

システムのプロパティ画面。法人向けとあって、64bit版Windows 10 Proを採用する。メインメモリも4GBと、低価格タブレットとしては容量が多い

 プロセッサにはCherry Trail世代の「Intel Atom x5-Z8300」(1.44GHz、ターボブースト時1.84GHz、4コア4スレッド)を採用。グラフィックスは第8世代Intel HD Graphicsとなり、3D性能も少し前の同クラス製品に採用してきたBay Trail世代の「Intel Atom Z3735F」より強化している。YouTubeなどの動画再生もスムーズに行えるようになった。

 システム・ストレージはeMMC接続で、今回の評価機は64GBモデルとなる。デバイスマネージャから確認したところ、搭載するモデルはSanDiskの「SDW64G」であった。無線LANはIntel製のDual Band Wireless-AC 3165を搭載している。IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠のほか、Bluetooth 4.2も利用できる。

CPUZ
GPUZ
プロセッサはCherry Trail世代のAtom x5-Z8300を採用。Atom x5-Z8300では定格時1.44GHz、ターボモード時1.84GHzで動作する。内蔵GPUは第8世代Intel HD Graphics。実行ユニット数が増えていることにより、3D性能や動画再生時の支援機能などが大幅に強化されている
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