ここで再びスポットライトを浴びるのが「Surface Mini」だ。Surface Miniの計画は1年半以上前にキャンセルされ、ウワサの「Surface Phone」も五里霧中の状態と言える。目下の注目はAtom計画のキャンセルで宙に浮いた状態の「Surface 4」だが、ここにARMプロセッサとWindows 10 Mobileを組み合わせてMicrosoftが何かを仕掛ける可能性もゼロではない。
しかし実際のところ、小型タブレットというハードウェアはMicrosoftに大したうまみがないと思われるため、Surface Mini復活の可能性は低く、今回のライセンス要件の緩和はサードパーティーを通じたエコシステムの維持が主眼だと考える。
ただ、KIOSK端末など業務用途を含め、Windows 10 Mobileを活用する方法はまだまだあり、Microsoftがどのようなアイデアと采配で市場を育てていくかに注目している。ひょっとすると、電話でも2in1タブレットでもない、全く新しいSurfaceの準備が進められているのかもしれない。
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