さて、期待されていたランニングコストとたっぷりのインク容量だが、果たしてEW-M660FTはこの需要に応えられたのだろうか?
保延氏 まだインクを使い切っていませんが、この分なら本当に2年近くは追加のインクを購入する必要はなさそうです。率直に言って、ここまで大きなインクボトルが入っているとは思いませんでした。ボトルの価格もすごく安いので驚きましたよ。
保延氏 業務で使用しているため、これまでも無理なコストの切り詰め方はしていませんでしたが、それでも節約するような使い方にはなっていたと思います。でも、このインクコストなら何の心理的な負担も感じずにカラープリントができますね。オーナーの喜びはひとしおでしょう(笑)
保延氏 一従業員としては、コストよりもインク切れで作業が中断されることが減ったメリットのほうが大きいです。インクを充填(じゅうてん)する手間は減ったし、インクの予備を気にすることもなくなりました。
エプソンの公称値だと、添付のインクボトルでの印刷可能枚数が約1万1300枚となっている。ラ・クレマンティーヌさんでは、写真やイラストをたくさん使った出力が多めとのことなので2年間を割り込むかもしれないが、それでも1枚当たりA4カラー文書0.8円、A4モノクロ文書0.4円という低ランニングコストは、他のインクジェットプリンタでは得難い魅力だろう。
保延氏 インク回りの問題は、不満を感じながらも半ば無理なこととあきらめていたので、「エコタンク」搭載モデルの登場はすごく画期的に思えますね。特に、インク切れを気にせず使える点については、120点でも200点でも差し上げたいくらいに感動しています。あとは事務所に大判プリント用のA1プリンタがあるのですが、これも一台にまとめてしまえて、なおかつ手ごろな価格の「エコタンク」搭載モデルが欲しいです(笑)。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2016年6月14日