カバンから取り出して即通信・即作業! SIMが入る「dynaPad N72/VGP」を大学生ブロガーがフル活用してみた大学生ブロガー活用事例(1/2 ページ)

東芝の2in1「dynaPad N72」シリーズに、LTE通信モジュール搭載モデルが登場。軽量ボディーに、どこでもインターネットにつながる利便性が加わり、軽快さがさらにパワーアップ。各方面で活躍する大学生に使用感を試してもらった。

» 2016年05月30日 10時00分 公開
[加藤貴之PR/ITmedia]
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アクティブな大学生活に連れ回す

 ときに大学生、ときにITベンチャーのデザイナー、時にブロガーと、多角的に活動している筆者にとって、どの生活シーンを切り出してみてもモバイルPCは不可欠だ。もはやPCの存在が生活に密着しているだけに、肌身離さず持ち運ぶ愛機に求める理想は高い。そんな筆者が、PC USER編集部のオフィスに呼び出されて見せられた東芝の「dynaPad N72/VGP」には心を揺さぶられるものがあった。

dynaPad N72/VGP 12型Windowsタブレット「dynaPad N72/VGP」

 dynaPad N72シリーズは、着脱式のキーボードドックと2048段階の筆圧検知に対応したペンを備える2in1の12型Windowsタブレットだ。タブレット単体で約588グラムの軽さで、キーボードドックと本体を合わせても999グラムと、1キロを切る重量は持ち運びに苦を感じさせない。

 2016年夏モデルからは、このLTE通信モジュール搭載モデルが選べるようになったことで、よりアクティブに出先で活用することが可能になった。スペックシートの時点で非常に高い機動力を持ったマシンである事がうかがえるが、実際に使ってみると、なによりSIMを差してLTEが利用できるWindowsタブレットというのは予想以上に良かったのだ。

 普通の大学生のノートPCとして使う分にもdynaPad N72/VGPは快適だ。筆者は慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(通称SFC)に通っているのだが、PCを肌身離さず利用する大学の日常において、このマシンはそのポテンシャルを発揮する。

 プリインストールしている「TruRecorder」(トゥルーレコーダー)には、録音中の音声を分析して話者ごとに区分けしてくれる機能がある。ゲストスピーカーを招いた講義や、学生の積極的な質問や討論が行われるキャンパスに身を置く筆者には非常に重宝する事は言うまでもないだろう。大学には手書きのノートを取りたい講義も多く存在するが、完成度の高いペンが利用できるおかげで、「情報を記録する」ことが死角なくこれ1台で完結する。

授業中 講義のノートから録音まで「dynaPad N72/VGP」でこなせる

充実のプリインストールアプリで資料取り込みも楽々こなせる

 大学の研究会が開催する開発合宿にもdynaPad N72/VGPを持参した。プリインストールする「TruCapture」(トゥルーキャプチャ)は、黒板やホワイトボード、プロジェクターなどの資料を自動で認識し、最適な状態で取り込む事ができる。

ホワイトボードの取り込み ホワイトボードの取り込み

 講義中にスマートフォンのカメラでシャッター音を鳴らしながら資料を撮るのは気が引けるが、本機であればキーボードドックから少し角度を手前にずらし、被写体に向けてズームしてシャッターを切るだけで資料として取り込む事ができる。もちろん、無音だ。この一連の動作がスムーズにできるため、ペースの速い講義であってもノートを取り損ねる事はない。

 筆者の所属する研究会の増井俊之教授は、スクリーンショット共有サービス「Gyazo」の生みの親だ。その発展形として、Web上から手書きメモをGyazoに共有できるサービス「楽ギャキ」を公開している。

 「このマシン、ペンで手書き入力できるんですよ」と、教授にdynaPad N72/VGPを見せたところ、おもむろにブラウザを開いて、Gyaki.comにアクセスしてペンで「楽ギャキ」を始めた。ブラウザ上のキャンバスにメモを書き込み、アップロードボタンを押すと、インターネット環境が良いとはいえない合宿会場であっても、内蔵のLTE回線によってスラスラと手書きメモをWeb上に公開できた。にやりとほほえむ増井教授。どうやら、かなり気に入ったようだ。

Gyaki Gyakiで手書きメモをインターネットに公開

ペンの完成度に驚く

 筆者は、プロダクトデザインに関する講義のアシスタントとしても活動している。その講義の講師にも、このdynaPad N72/VGPを触ってもらった。反応は上々で、プロダクトデザイナーとして第一線で活躍している身からしても、dynaPad N72/VGPで使えるペンの精度は魅力的に感じたようだ。

純正アプリで描くスケッチ 純正アプリで描くスケッチ

 今回は特別専用のアプリを入れる事無くプリインストールの「TruNote」(トゥルーノート)でスケッチをしてもらったが、お絵かき系アプリによく見られる補正機能などを使わずとも正確な書き込みができると驚かれた。この手のペン入力に対応するWindowsマシンを数多く触ってきたであろう業界人をも、うならせるこのdynaPad N72/VGP、恐るべきポテンシャルである。

 デザイン作業をする上でもこのペンは重宝する。現在、自分がITベンチャーで取り組んでいるWebサービスの法人向けインタフェースデザインをいったん整理するため、PCの画面上ではなく紙媒体上で設計する手法の「ペーパープロトタイピング」を行う事になったのだが、コピー機などを介さずに紙媒体で描かれたものをカメラでそのまま取り込み上から手書きで修正するなど、紙の直感性とデジタルのスピード感をいいとこ取りした開発手法がdynaPad N72/VGPによって実現できた。

インタフェース インタフェースデザインにも活用

 一般的なタブレットのタッチパネルに、指で直接入力するとなるとこうはいかない。やはりフィーリングの良いペンがあってこそ実現可能なシームレスな作業といえるだろう。

 
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2016年6月29日