東京ヤクルトスワローズが主催する親子参加型のイベント「スタジアムキャンプ〜TOKYO HOME TOWN!2016〜」が、6月4日、5日の2日間にわたって東京・新宿にある明治神宮球場にて開催された。
2016年で6回目を迎える同イベントは、都心にある明治神宮球場で「都会で味わえないような体験を楽しめる」といった趣旨で行われており、参加した親子は球場内でタブレットを活用したスポーツ新聞記事作りや、バーベキュー、スワローズOBも参加する親子キャッチボール、グラウンドでキャンプ、天体観測など、盛りだくさんのイベントを楽しんだ。
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イベント当日、明治神宮球場横にある聖徳記念絵画館に集まった総勢50組の親子らは、最初にNECパーソナルコンピュータとレノボ・ジャパンのタブレットを配布され、写真の撮影方法や通常の作文とは違う新聞記事の書き方、タブレットが外でインターネットにつながる仕組みといった内容のレクチャーを受けた。イベント中の出来事を新聞記事として簡単にまとめて提出すると、翌朝にイベント内で朝刊として配布してもらえるという企画が盛り込まれているのだ。
レクチャー後、14時に試合開始となったヤクルト対バッファローズ戦を全員で楽しんだ後は、いよいよ憧れのグラウンドへ。普段はテレビや観客席からしか見られない場所に足を踏み入れられるということもあり、親と子供ともに楽しそうだ。非日常的な空間、そして人工芝の踏み心地は子供たちにとって新鮮に感じられたのではないだろうか。
イベントが始まると、ヤクルトスワローズOBで現タレントのギャオス内藤氏も合流し、グラウンドを目いっぱい使った親子キャッチボールが行われた。ギャオス内藤氏が投球フォームを直接指導する場面や、グループ対抗で的当て対決も実施するなど、短時間ながら濃い内容となった。小さな女の子が的に当てたときは大きな歓声があがるなど、和やかなムードながらも盛り上がりをみせていたのが印象的だった。
体を動かした後は、場内でのバーベキューでおなかを満たしつつ、タブレットを使った新聞記事作り、宿泊するテント張り、天体観測などを行った。明治神宮球場は都会のど真ん中ということもあり、夜でも空が明るくて星は見えないが、タブレットに入っている天体観測アプリを使って星空を見上げる雰囲気は味わえたのではないだろうか。
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