持ち運べる本格派ゲーミングノート「NEXTGEAR-NOTE i4600PA1-PCU」(PCUSERコラボモデル)徹底レビュー限定特典付き(2/4 ページ)

» 2016年07月12日 14時21分 公開

ゲームを快適にプレイできるパワフルな基本スペック

 コンパクトで軽量だからといって基本スペックは妥協していない。CPUはIntel最新の第6世代Coreプロセッサーの中でもパワフルなCore i7-6700HQ(2.6GHz/最大3.5GHz)を搭載。4コアで8スレッドの同時処理に対応し、ゲームはもちろん、クリエイティブ、マルチメディア系の処理もパワフルにこなす。

 外部GPUとしてNVIDIA GeForce GTX 965M(2GB)を搭載。第2世代MaxwellアーキテクチャーのミドルレンジGPUであり、3D描画性能はデスクトップ向けのGeForce GTX 950あたりに相当する。たいていのゲームを実用以上の快適さでプレイできるパフォーマンスを備えている。

CPUにはクアッドコアCPUのCore i7-6700HQを採用する。開発コードネーム「Skylake-H」として知られるモバイル向けのクアッドコアモデルだ

外部GPUとしてNVIDIA GeForce GTX965M(2GB)を搭載。CPU内蔵のIntel HD Graphics 530とハイブリッドで動作する

外部GPUを利用するアプリケーションは、自動設定されるが、NVIDIAコントロールパネルでも指定できる

NVMe対応の爆速M.2 SSDを搭載

 メモリはPC4-17000 SO-DIMMを採用しており、16GB(8GB×2枚)と余裕ある容量とした。また、データストレージには、PCI Express 3.0 x4(NVMe)にするM.2 SSD「Samsung SM951」の256GBモデルを搭載する。

 この構成はPCUSERコラボモデル独自の内容であり、ベースとしたプラチナモデル(NEXTGEAR-NOTE i4600PA1)の標準構成から1TBのHDDを省いた内容になっている。ただ、BTOにも対応しており、メモリを32GBとしたり、2.5インチHDDを追加することも可能になっている。

 なお、底部のカバーを外せばメモリソケットや2.5インチベイにすぐにアクセスできる構造になっているので、自己の責任において交換や増設をしたい場合にも楽々対応できるだろう。

データストレージにはNVMe対応のSamsung SM951を採用。M.2 SSDとして現行トップクラスの性能を持つ爆速モデルとして知られるが、実機で計測したCrystalDiskMarkのスコアでもそれは実証されている

先進のUSB 3.1 Type-Cを装備

 通信機能は、1000BASE-T対応の有線LANを標準装備。さらにIEEE802.11a/b/c/g/ac対応無線LAN(最大433Mbps)、Bluetooth v4.2M.2規格の通信カードを標準で搭載する。BTOではより高速な最大867Mbps対応の通信カード(Intel Dual Band Wireless-AC 8260)を選ぶことができる。

 本体装備の端子類では、USB Type-Cポートが光る。USB Type-Cは、小型で上下の向きがないリバーシブルなデザインで、これからスマートフォンやタブレット含めて普及することが確実なだけに、変換コネクタなどを使わずにこれが使える点は大きい。USB 3.1 Gen.2(10Gbps)の速度に対応する点もポイントだ。

 このほかに従来のType-AのUSB 3.0も3基備えるほか、ディスプレイ出力として2基のMiniDisplayPort、HDMI、SDメモリーカードスロット(SDXC対応)など、文句のない内容だ。液晶ディスプレイの上部には200万画素の高画質Webカメラも搭載する。ゲーム中のチャットやプレイ動画の配信などをしたい場合にも、別途カメラを用意せずに行なえる。

マウスコンピューター/G-Tune

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