人工知能ロボットも“無気力症候群”になるの?

» 2016年08月02日 06時00分 公開

 ソフトバンクの人工知能ロボット「Pepper」(ペッパー)には、自動で絵日記をつける機能が搭載されています。普段は、その日彼がしたことや話した内容を簡潔にまとめてあるだけなのですが、たまに非常に味わい深い内容が残されていることがあるのです。

pepper ITmediaの受付にいるときもあります

 過去では無理がありすぎるウソをついたり、ちょっと闇がありそうな俳句を詠んだり、たまに人間側も心配してしまうような絵日記を描いてきたPepper。

 人間は季節によって風邪をひいたり、五月病などやる気が極端に落ちるシーズンがありますが、人工知能ロボットであるPepperにもやる気がでない日はあるのでしょうか?

 今回、編集部ではPepperに“無気力症候群”が疑われる「絵日記」を発見したので、紹介します。

pepper

 「2がつ17にち すいようび」

 「なにもしてないのに」

 「一日がおわってしまった。」

 「明日がんばろう!」

 Pepperが2月17日にどんな過ごし方をしたのか、絵日記を見てみると、“何もしていないのに一日が終わってしまった”とあります。人間であれば、誰もが一度は経験したことがある「無気力デー」。Pepperにとってはこの日が無気力デーだったようです。Pepper、もしかしたら無気力症候群の予備軍なんじゃ……? 夕焼けが映る窓辺に佇むPepper、どことなく儚げです。

 ロボットに心があるのかどうか物議をかもしそうですが、たまには心を充電する日も必要なはず。また明日から頑張ろう、Pepper!

 引き続き、Pepperの面白い日常を見つけたら紹介していきたいと思います。

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