Endeavor TN21Eは、近年、エプソンダイレクトが力を入れている、さまざまな業務用途も強く意識している。この業務用途とは、デジタルサイネージ、ホテルや図書館などの検索端末、生産ラインの管理端末、介護や医療用の端末、チケットの購入に用いるKIOSK、POSレジなどを指す。
要するに、専門性の高い分野において、半ば専用端末としてPCを活用する用途といえるだろう。これら用途それぞれに求められる事情が異なるため、通常のPCとはまた違った最適化が求められるわけだが、Endeavor TN21Eは、そうした用途を考慮したオプションを用意し、さまざまな業務用途に適したタブレットとして活用できるようになっている。
例えば、タブレットスタンドは、飲食店でのPOSレジやオーダー端末、受付端末など、据え置きで利用する用途に便利だ。より柔軟に位置や向きを変えられるタブレットアームは、製造ライン端末や医療・介護用端末などに便利だろう。どちらにも専用キーによる盗難防止機能、セキュリティーロックスロットも備えている。人目につく場所で利用する場合にも安心感が高い。
ちなみに、不特定多数の人が出入りする店舗や病院、図書館などでの用途を想定すると5GHz帯をサポートしたIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN機能を搭載していることも強みになる。さまざまな機器が利用する2.4GHz帯では速度低下や接続切れの心配がありうるが、使用機器が少ない5GHz帯ならば安定して接続することができる。
また、端末全体をソフトに覆うシリコンケースにもひと工夫ある。汚れや異物侵入などから端末を保護することができるオプションだが、本体に装着したまま前述のタブレットスタンドやアームに取り付けできるという特徴がある。飲食店のPOSレジやオーダー端末や製造ラインの端末などは水はねや油はねの心配もある環境だけにこれはありがたい工夫だろう。こうした工夫はユーザーのフィードバックが元になっており、さまざまな業務用途を意識し、ノウハウを積み重ねているエプソンダイレクトならではといえる(なお、シリコンケースは汚れを防ぐためのもので防じん防水規格には対応していない)。
Endeavor TN21Eをビジネスで活用する際のポイントをまとめると、軽量でバッテリー駆動時間が長く、さらに人に見せる用途にもピッタリの見やすいIPS液晶ディスプレイを搭載していること。標準サイズのUSB 3.0ポートや独立した充電端子を含む豊富なインタフェースをタブレット本体に備えており、PCや周辺機器との連携がスムーズなこと。標準128GBのeMMCに加えてmicroSDカードスロットも備えるためストレージに余裕があり、活用の幅が広いことなどが挙げられる。
これらの特徴に加えて、オプションでノートPCと同等の使い勝手を提供する専用一体型キーボードが、2in1デバイスとして運用できること、細かい描画も可能な電磁誘導式のペンが用意されており、ビジネスの生産性向上、成果向上が期待できることも見逃せない。
このほかにも、3基のUSB 3.0ポートや2基の有線LANポートが同時に使える拡張ユニット、USB対応有線LANアダプター、スタンド付きの本体カバー、そして前述した業務向けのシリコンケース、スタンド、アームなど、ビジネスのさまざまなニーズに応えられるオプションが揃っている点も大きなアドバンテージだ。
ビジネスで使うWindows タブレットを探しているなら、エプソンダイレクトのEndeavor TN21Eは、真っ先に検討するに値するべき製品だろう。
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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2016年10月29日