CF-RZ6もまたレッツノートを代表するモデルだ。CF-SZ6よりもひと回り小さい10.1型の液晶ディスプレイを搭載し、特殊ヒンジで液晶ディスプレイの角度を360度変えることができ、ノートPCでもタブレットとしても活用できる。いわゆるコンバーチブル型の2in1デバイスである。
ボディの重量はなんと約745g。10.1型とはいえ、キーボード込みでこの軽さは驚異的だ。それでいて、SZ同様に、76cmからの落下テスト(底面方向、動作時)や100kgf加圧振動テスト(非動作時)などを実施する堅牢性も兼ね備える。このあたりはレッツノートの真骨頂だ。
CPUには第7世代Core mプロセッサーを搭載する。TDP 4.6Wと省電力ながら、TDP 15Wの第7世代Coreプロセッサーに迫る性能を持ち、日常業務を快適にこなせる。また、小型軽量ボディーながらバッテリー駆動時間も犠牲にしていない。公称の駆動時間は約11.5時間(JEITA 2.0)に達する。
液晶ディスプレイは、10点マルチタッチに対応したタッチパネルを装備し、画面に直接触れて操作できる。360度回転ヒンジで画面の角度を自由に変更可能。ノートPCとしてはもちろん、画面を上にして折りたためばタブレットとして、キーボード部をスタンドにしたようなスタイルでも利用できる。
バリバリと入力したいときはノートPCで、カジュアルに使いたい時はタブレット。さっと人に見せたい時にもいい。相手が複数いる場合、じっくりと商談などをすすめたいときは、両手がフリーになるスタンドスタイルも便利だ。また、タブレットスタイルでは、キーボードを開くスペースがない場面、例えば立ったままでも、スッと取り出してタッチで操作することができる。
16:10のアスペクト比で1920×1200ピクセル表示対応という点はSZと共通だ。一般的な16:9のアスペクト比に比べて縦の情報量が多く、オフィスアプリケーションと相性が良い。視野角が広いIPS液晶は斜めからでもはっきりと視認できるため、複数人に見せる場合に都合が良い。タッチパネルがあるため表面はガラスだが、アンチグレアシートで照明や外光の映り込みを抑えている。このあたりは抜かりがない。
インタフェースが充実しているのもSZ6同様だ。3基のUSB 3.0(1基は電源オフチャージ対応)、SDメモリーカードスロット、HDMI出力に加え、ビジネス需要の高い有線LAN、アナログRGB出力(D-Sub15ピン)もしっかり備える。
通信機能は1000BASE-T対応の有線LANに加えて、IEEE802.11ac、Bluetooth 4.1を標準装備。場所を選ばず通信できるLTEモデルも用意する。LTEモデルは、SZ同様に通信速度が最大300Mbps(受信)/最大50Mbps(送信)に引き上げられた。スマートフォンのようにいつでもどこでもインターネットに接続できるため、身軽なボディ、カジュアルなスタイルをより生かすことができるだろう。
CF-RZ6の魅力は、とにかく軽い約745gの超軽量ボディー。業務でPCを持ってあちこち移動する営業職などにはとてもありがたい。一日の外回りを余裕をもってこなせるバッテリー駆動時間も魅力だ。さらに、スタイルチェンジでさまざまな場面に柔軟に適応できる2in1形態は、やはりさまざまな地域、文化の異なる企業を回って商談を行なう営業マンにピッタリといえる。
アスペクト比16:10でアンチグレアシートを貼った液晶ディスプレイや豊富なインタフェースなど、ビジネス向けのノウハウがしっかり詰め込まれており、ビジネスの成果を向上させる心強いパートナーになってくれるはずだ。
レッツノート新モデルをいち早く体験できるタッチ&トライイベントが10月14日から東京と大阪で開催される。さらに、ヘッドマウントディスプレイとVR映像でレッツノートの生産拠点であるパナソニック神戸工場を体験できる「バーチャル工場見学」ブースも用意。レッツノートファンには見逃せないイベントだ。詳細は公式サイトを参照してほしい。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2016年11月4日