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» 2016年10月06日 10時00分 UPDATE

これは買い替えのタイミングだ:家族みんなで使うプリンタの決定版!! 使って分かった「PIXUS TS9030」の実力 (1/2)

キヤノンのインクジェット複合機「PIXUS」が5年ぶりにフルモデルチェンジ。しばらくプリンタを買い替えていない家庭で、最新モデルに置き換えてみるとどんなメリットがあるのか、実際に体験してみた。

[ITmedia]
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 2016年9月にキヤノンのインクジェット複合機のラインアップが一新され、全く新しいスクエア型のデザインに生まれ変わった。大幅なデザイン変更は約5年ぶりのことだという。

 特にフラッグシップモデルの「PIXUS TS9030」は、コンパクトかつスタイリッシュなスクエア型の「プレミアムデザイン」を採用し、設置面積が旧モデルPIXUS MG7730比で約25%、MG6130比で約30%小型化されている注目のモデルだ。しかも今回、従来のハイエンド製品のさらに上を行く9000番台を型番としており、同社の本気度の高さがうかがえる。


 TS9030のボディーカラーは、黒を基調としつつ、レッドあるいはホワイトのアクセントカラーを天板に採用した2モデルが用意されていて、置き場所に合わせて選べる。コンパクトながら、カセット給紙のほかに背面給紙も可能で、用途に応じて使い分けられる。

光沢感のあるレッドの天板とブラックのツートーンが目を引く

カセット給紙のほか背面給紙も復活。用紙対応力が増した

 また、Wi-Fiを搭載しており、スマートフォンから直接プリントすることもできる。写真を印刷する際に、SDカード内の写真にさまざまなエフェクトをかけて出力できる「クリエイティブフィルター」を搭載するなどユニークな機能も目を引く。

 インクはグレーインクを含む染料5色+顔料ブラックの6色独立インク構成で、解像度は最高9600×2400dpi。写真からビジネス文書の印刷、コピーなどまで、幅広い用途で活用できる。

美しい写真印刷を実現する5色独立の染料カラーインクと、にじみのないくっきりとした印字でビジネス文書に向く顔料ブラックを組み合わせたハイブリッド構成

 ちなみにハイスペックモデルのTS8030、スタンダードモデルのTS6030、シンプルモデルのTS5030もボックス型のデザインとなり、2015年モデルと比べ見た目も設置面積もすっきりとした。TS8030は、ホワイト、ブラック、レッド、ブラウンの4色展開で、自動両面プリント、背面給紙などもサポートしながらコンパクトなボディーを実現。写真も文書もキレイに印刷できる6色ハイブリッドインクモデルとなっている。TS6030とTS5030は、いずれもホワイトとブラックの2色展開で、インクも5色ハイブリッドになるが、前面に操作パネルを配したデザインは上位モデルと共通だ。背面給紙もサポートしている。

自宅のインクジェット複合機を「PIXUS TS9030」に変えてみたら

 さて、今回はPIXUS MG6130を長らく使ってきた筆者の家のインクジェット複合機を、プレミアムデザインを採用したPIXUS TS9030に買い替えたらどうなるかを、一足早く体験してみたので紹介したい。

 我が家のPIXUS MG6130は、6年前、2010年に発売されたモデルで、当時もデザインが一新され、ピアノブラックの美しいスクエアボディと、必要に応じてボタンが点灯するというユニークな操作体系を採用した注目モデルだった。

 もともとスタイリッシュで性能も高いモデルだったため、リビングに置いて、子どもの学校からの配布物をスキャンしてクラウドストレージに保存したり、書類などのコピーに使ったり、子どもの写真を父母に送るために印刷したり、年末には年賀状を作成したりといろいろな用途に活用している。

 そんなMG6130に大きな不満があったわけではないのだが、TS9030に置き換えてみたところ、「おっ、これはいいな」と思ったことがいくつかあった。

PIXUS MG6130 PIXUS MG6130はこんな感じでリビングに設置している
PIXUS TS9030 PIXUS TS9030に置き換えると、左右および奥行きにかなり余裕ができた

 1つは、サイズが小さくなったことで、設置スペースが減ったこと。MG6130は、リビングのサイドボードの上に置いていたのだが、この場所は家族がテンポラリースペースとしていろいろな物を置く場所になっていて、放っておくとだんだんと物があふれて狭くなってくるのだ。空きスペースが増えると(いいことばかりではないが)、サイドボードの上をより有効活用できる。

実際に並べてみると、高さも設置面積も大幅に削減されているのが分かる

 もう1つは、TS9030の天面が完全に平らな板になっており、操作パネルは前面にあるため、本体の上に物が置きやすくなったこと。MG6130は天面の中央に液晶ディスプレイがあり、操作ボタンが天面の手前側に配置されている関係で、A4の紙などをちょっと置いておくと、操作するときにじゃまだったが、TS9030では気にする必要がない。印刷したL版写真を並べて乾かしておくのにも便利だ。スキャナを使うとき以外は、上に乗っている物を毎回どけなくてもいいのもうれしい。

PIXUS TS9030 天面が平らでディスプレイやボタンがないので、印刷した写真を並べて置いたり、物を置いたりできる

 背面給紙機構の復活も特筆できる。本体下部のカセットと合わせて2WAY給紙を実現しており、背面から厚手の紙を手差しで給紙する際に便利だ。いちいちトレイ内の用紙を交換することなく、必要に応じて使う紙をさっと切り替えられる便利さは、実際に体験してみて強く実感した。背面給紙はMG6330以降廃止されていた機能で、個人的にはMG6130からの買い替えをためらう要因の1つだったので、非常にありがたい。

PIXUS TS9030 2WAY給紙が復活し、背面からの給紙が可能に。サイズの異なる用紙を、カセットに入れ替えることなく使いこなせるMG6130の使い勝手とほぼ変わらないのも魅力

 それから、MG6130にはなかった「PIXUSクラウドリンク」が使える点が非常に便利だ。前述のとおり、学校からの配布物はなくさないようにクラウドストレージに保存しているのだが、PIXUSクラウドリンクを使うとPCレスでクラウドストレージに直接画像やPDFファイルとして保存できる。SNSや写真共有サイトのアカウントを登録しておけば、思い立った時にクラウドストレージ上の写真を印刷したりもできる。

 MG6130をTS9030に置き換えて1週間ほどしたところで家族に使用感を聞いてみたところ、設置場所が高めの位置にあることもあって、「操作パネルが手前にあり、斜めに開くので押しやすい」「真っ黒じゃないので、見た目の圧迫感がなくなっていい感じ」「コピーの時に上のカバーが軽くて持ち上げやすいのがいい」と高評価だった。

スマホやSDカードからの直接印刷も簡単

 プリンタというと、いまだにPCの周辺機器というイメージが強いかもしれないが、Wi-Fiを搭載し、コピーやメモリーカードからのダイレクトプリントなどに対応しているので、単体で利用できるシーンもかなり多い。もともとMG6130もスマートフォンなどからの直接印刷などが可能だったが、TS9030でもPCレスでの使い勝手の良さは継承されている。

 スマートフォンやタブレットからのプリントは、専用のアプリが無料で用意されているためとても簡単だ。TS9030が同じWi-Fiのネットワーク内にあれば、「Canon PRINT Inkjet」をアプリストアからダウンロードして、TS9030を探すだけでOK。MG6130でも同じ機能を使っていたので、すんなり追加できた。NFCを搭載したAndroidOS 4.0以上のスマートフォンやタブレットなら、スマートフォンをプリンタにかざすだけで印刷できる「PIXUSタッチ」もサポートしている。

 なおTS9030をWi-Fiにつなぐためには、本体でネットワークの検索とパスワードの入力が必要だが、5.0型の大きなタッチパネル液晶で文字入力ができるので、操作に戸惑うことはない。

自由に角度を変えられるフロントの操作パネルは、大きな5型のタッチパネルで見やすく、使いやすい

 PCを立ち上げてソフトウェアを起動し、写真を読み込んで撮影するよりも、スマートフォンやSDメモリーカードから直接印刷できたほうがとても便利で、最近はPCレスでの印刷が多いので、この使い勝手が維持されているのはうれしい。

 TS9030の新機能として、スクエア(1:1)用紙を使って正方形の写真が印刷できるのも注目のポイント。Instagramなどに投稿した写真や、SNSで見付けたきれいなスクエア写真を印刷して、飾って楽しむこともできる。またカレンダーやペーパークラフトなどが簡単に印刷できる「PIXUS Atelier PRINT」にも対応しており、写真の印刷やコピー以外にも、幅広く活用できる。

 SDメモリーカードからの印刷時には、クリエイティブフィルターを適用できるようになったのも面白い。あえて自分で「明るく」「暗く」「モノクロ」「セピア」「アンティーク調」「ビンテージ調」「鮮やか」「暖かく」「シネマ調」といったフィルターが選べるので、Instagramなどの写真加工アプリの感覚で、写真の雰囲気を変えて印刷することができる。元の写真と見比べながらフィルターを選べ、仕上がりの雰囲気を液晶ディスプレイで確認してから印刷できるので、前述のスクエア用紙への印刷の際などに活用してみたら面白かった。

 背面給紙が復活したことで、名刺サイズ用紙が扱えるようになったのも、地味にうれしいポイントだ。名刺を作る機会というのはそれほど多くないものの、趣味の友達との会合などに自作の名刺を持って行ったりするのに便利だ。1枚1枚写真が違う名刺などを作っておいて、選んでもらったりすると相手の印象にも残りやすい。

 最近はスマートフォンで写真を撮る機会が増え、プリントしたくなるようないいショットはスマートフォンに入っていることも多いので、スマートフォンからのダイレクト印刷は比較的使用頻度が高いのだが、「印刷が速くなったので印刷する機会が増えそう」「スクエア用紙や名刺用紙への印刷も楽しそう」と家族にも好評だった。

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提供:キヤノンマーケティングジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2016年10月20日

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