出荷400万台突破!! 開発者が語る「ScanSnapが支持される理由」(4/5 ページ)

» 2016年11月30日 10時00分 公開
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ファンの声を製品にフィードバック、開発チームも一体に

 こうしたユーザファーストの取り組みで圧倒的な支持を得ているScanSnapだが、ネットなどを通じてのユーザとの密なコミュニケーションも、同社製品のファンであればよく知るところだ。こうしたファンとの友好性について、どのように考えているのかを聞いてみた。

 「ScanSnapについては、まず我々自身もユーザーの一人であり、自分たちで『こうだ』と思いを込めて製品を開発しています。それに対してここがいい、ここがカユいとユーザーの方に言ってもらえるのは大変ありがたいことで、新しい製品を開発するにあたっては、寄せられた要望をどうにかして解決したいという思いが根底にあります。最近では、“自炊”でよく使うグレーの出力をiX500で安定して出せるようにしたり、コンディションが悪い紙をきちんと給紙できるよう業務用スキャナで採用しているブレーキローラーを搭載したのがその例ですね」(大窪氏)

iX500では、通常のピックローラーに加え、安定した紙送りを実現するブレーキローラーを搭載。業務向けモデルと同じ機構だ

 ちなみにここでいうユーザーの声とは、ネットなどでの意見要望も含まれるが、なかでも重要視しているのが、購入後のアンケート結果なのだという。

 「購入後のアンケート結果を開発・サポート・営業の各チームで共有できる社内サイトを用意し、気になった時にすぐにチェックできる仕組みを構築しています。もちろん、要望のすべてに対応できるわけではありませんが、どれが本当に困っていることで、どれが解決してあげられることなのかを分類して、少しでも多くの重要なものにお答えできるようにと、開発チームと一体になって考えています」。(大窪氏)

 もう1つ、アンバサダー制度も、ユーザの意見をフィードバックする仕組みとして有効に機能している。「アンバサダーの方には、我々に対しても新鮮な視点で意見をいただいたり、一方でユーザーに対しても発信して頂いたりと非常に感謝しています」(大窪氏)

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