SSDやメモリに関する情報は相変わらず厳しい。あるショップは「NAND不足は終わりが見えなくて本気で年末まで引きずりそうな空気があります。モノによっては1年前より価格が上がっていますし、厳しいですよ」と話していた。
そんな中でも、週末特価にSSDやメモリが載る光景もまだみられる。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「かなり頑張りました。モノの確保が厳しくなってきていますが、特価が用意できるうちは何とか続けたいですね」という。
NAND不足の影響をあまり受けていないHDDも、じわりと特価の最安値が上昇している。「HDDの値上がり要因は主に為替ですが、長期的にみるとこちらも円安傾向が続いていてバッファが効かなくなっていますからね」(別のショップ)。
とはいえ、街ではそこまで大きな混乱はない様子だ。パソコンSHOPアークは「週単位月単位だと値上がりが目立ちますが、2〜3年ぶりにパーツを買い換えに来店される方も多く、そういう方にはまだそこまでの向かい風は吹いていない感じですから。それにネットで情報を拾える時代なので、ある程度分かったうえで来店される人が多いというのもあるかと思います」と分析していた。
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