ビジネスモバイルの必須要素である軽さと堅牢性の両立には定評のあるレッツノートだが、その伝統はCF-XZ6にも受け継がれている。
タブレット部のサイズは、286.5×206.2×9.5mmで、重量は約550gだ。手に持った瞬間に「モックアップか?」と思ってしまうほど、体感的には圧倒的に軽い。サイズも手ごろで、どんなカバンにでも気軽に入れて持ち運べる。
角度調整可能なヒンジ機構を備え、交換可能なバッテリーを搭載したキーボードベースも、その外観からイメージするよりもはるかに軽い。タブレット部と合わせた状態でも約1019gという軽さだ。
そして、ただ軽いだけではないのが、レッツノートが強く支持される理由だ。満員電車で圧迫されることを想定して天板に圧力をかけながら振動させる「100kgf級加圧振動試験(非動作時、タブレット部単体を除く)」や、机の上から落下させてしまうことを想定した「76cm落下試験(ノートPC時は底面方向、タブレット部単体時は6方向、動作時)」といった実証試験を開発段階で実施する堅牢性を兼ね備えている。
こうした堅牢性を支えているのが、パナソニックの技術。素材にはマグネシウム合金を採用。板厚0.4mmと極薄ながら、リアキャビネット(天板)に加え、フロントシャーシを追加した多層構造とすることで強度を確保。基板や液晶などの主要部品はあえて完全に固定しないフローティング構造により、圧力や振動が伝わりにくくしている。
軽くてどこにでも持ち出せるということはそれだけ衝撃や振動が加わる機会も増える。ビジネスで緊急の要件の際など、ボディーの保護に気を使っている余裕がない場面はいくらでも想定されるだけに、こうしたタフネス設計は実に頼もしい。
超軽量、タフネスに加えて、長時間のバッテリー駆動も兼ね備える。タブレット部とキーボードベースそれぞれにバッテリーを搭載しており、タブレット部のみで約4.5時間、キーボードベースを合わせると最大約15時間のバッテリー駆動が可能だ。1日のビジネスタイムを余裕をもってカバーできるのは実に心強い。
キーボードベースに搭載するバッテリーは標準で2種類用意されており、約15時間駆動できるのは「Lバッテリー」装着時。「Sバッテリー」装着時は駆動時間は約9時間に減るが、約90g軽くできる。
長時間駆動に加えて、フレキシブルな運用が可能な点も特筆できる。キーボードベース側のバッテリーはカートリッジ式で簡単に着脱が可能なので、スペアを携帯すれば、ACアダプターなしでも安心だ。
さらには、このキーボードベースは、モバイルバッテリーとして運用できる点も見逃せない。キーボードベースからタブレット部に対して充電することもできる(電源オフ/スリープ時/休止時、ACアダプターを接続していない状態)ほか、キーボードベース単体でUSBポートからスマートフォンなどを充電することも可能だ(パナソニックPC設定ユーティリティでUSB充電設定が必要)。
タブレット、ノートPCとともに、スマートフォンもまたビジネスツールとして、場面に応じて使い分けている方がほとんどだろう。スマートフォンも含めて柔軟に運用できるこのバッテリーシステムは、マルチデバイス運用が欠かせない現代のビジネスシーンにとっては実にありがたい。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2017年3月12日