どうせなら気持ちよくイラストを描きたい! 創作意欲を加速させるパソコン「DAIV」の魅力(2/3 ページ)

» 2017年03月08日 10時00分 公開
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イラスト制作に求められるスペックって何だろう?

 イラストに興味があってもパソコンには興味がない、そんなイラストレーターさんも多いと思う。一口にクリエイター向けPCといっても、作るものはイラストだけではなく動画の編集や写真の現像、3Dグラフィックスの作成といったさまざまな分野がある。

 DAIVは購入画面からさまざまなカスタマイズが可能になっており、用途や予算に応じてシステム変更を行うことができる。カスタマイズ可能な部分はOSからCPU、グラフィックスカード、メモリ、CPUファンからグリスまでさまざま。ただ、予算には限りがあると思うので、ある程度優先順位を決めておくとよいだろう。

DAIV-DGZ510S1-SH2を購入するときにカスタマイズ可能な項目の一部。OSやメモリ容量、ストレージの種類といった基本的な項目だけでなく、CPUファンやグリスなどの細部についても任意に変更することができる

 独断で言わせてもらうのであれば、優先すべき順は高速なシステムストレージ、次にメモリ容量の増量、その次にCPU、そしてグラフィックスカードの強化といった順にカスタマイズしていくことをお勧めする。

 Windowsをインストールするシステムストレージ(いわゆるCドライブ)のパワーアップを優先する理由としては、あとからの交換が難しいためだ。引っ越しサービスやツールを使えば交換もできるが、難易度が高く失敗したときのリスクが大きい。CLIP STUDIO PAINTで作業している場合、「Ctrl+S」キーを押してデータを頻繁に保存することも多い。ファイルサイズが大きくなればなるほど、保存作業時間の多さはストレスとして蓄積するのだ。

 DAIV-DGZ510S1-SH2の場合、標準で搭載している容量240GBのSSDでも十分な速度はあるものの、大きなファイルを頻繁に使うようならオプション扱いとなっているSSD(M.2)を選ぶといいだろう。こちらは標準モデルよりも圧倒的に高速なので、Windowsの起動だけでなくアプリケーションの起動やファイルの保存までストレス無く作業ができる。

標準で2.5インチSSDを搭載。これでも十分高速だが、さらなる快適さを求めるならオプションでM.2 SSDを選択するのも手だ

 DAIV-DGZ510S1-SH2では標準で2台のストレージを搭載している。1つは前述のWindowsの入ったSSDで、それとは別にデータを保存するときなどに使える2TBのHDDが搭載されている。HDDは容量単価が安く多くのファイルを保存するには適している。ただ速度は遅いので、大きなデータファイルを頻繁に読み出したり、保存したりする場合はデータストレージ側も高速SSDにしておくとよいだろう。

 SSDやHDDなどの速度を測定するのに使用される一般的なベンチマークソフトCrystalDiskMarkで本製品に内蔵されているSSDとHDDの速度を計測してみた。このベンチマークテストでは数字が大きければ大きいほど速度が速い。SSDはSerialATA接続のモデルとしてはほぼ限界に近い速度が出ている。HDDはSSDと比べると数字が小さく速度が非常に遅いことが分かる。これ以上の性能を望む場合は、本文中に書いたようにM.2接続のSSDを選びたい。

CrystalDiskMarkの結果。左がシステムドライブ(SSD)、右がデータドライブ(HDD)

 画像の解像度を高くしたり、レイヤーをたくさん使用するようになるとファイルサイズが大きくなる。イラストレーション用のアプリの場合、速度の速いメインメモリに作成中の画像ファイルやアプリケーションの機能などをできる限り展開している。このため解像度やキャンパスサイズの大きな画像を作成する場合は、できるだけメモリを増設しておくとストレスが少ない。複数のファイルを開いたまま作業する場合にもメモリ増設は効果がある。

 本製品の場合は最初から容量16GBが標準となっている。市販されている安価なPCでは8GB以下の場合が多いのでとてもありがたい。本製品ではオプションで64GBまで容量を増やすことができる。ポスター級の大きな画像を制作するような人は、上限の64GBまで増量しておくといいだろう。

解像度2736×1824ピクセルのレイヤー10枚の画像を、Photoshop上で解像度を倍に変更する処理をしているときのタスクマネージャー。メモリやストレージに負荷がかかっているのが見て取れる

 次にCPUだ。CPUは上位モデルであればあるほど処理時間が早くなる。最新型のパソコンではIntel製のKaby Lakeとよばれる最新世代CPUが搭載されている。本製品の場合、CPUには「Core i7-7700」というモデルが搭載されている。i7の部分はグレードを表し、 Core i3/i5/i7といったように分かれている。数字が大きければ大きいほど処理速度が速くなると考えれば分かりやすい。7700の部分も速度を表す数字で、これも数字が大きいほど高速だ。Core i7-7700はシリーズ上位のCPUで非常に高速。イラスト用PCとしては使う場合はCore i5以上推奨しておきたい。画像に処理をしたり、写真撮影した素材の現像作業などをを行うときには、CPUの性能がものをいうことになるからだ。

CPUのスペック情報などを表示できるフリーソフト「CPU-Z」で本製品のCPUを表示させたところ。4個のCPUが内蔵された4コアモデルで、さらに基本的に処理を8個同時に処理可能な8スレッド仕様に対応している。スペックとしてもかなり上位の仕様となっている

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2017年3月31日