萌え絵のプロフェッショナルが認めた「Wacom MobileStudio Pro 16」の可能性(2/2 ページ)

» 2017年03月14日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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クライアント先や担当授業、ライブペイントに持ち出せる機動性

 Wacom MobileStudio Pro 16の特徴は、ワコムが「クリエイティブタブレット」というカテゴリで呼ぶように、アプリケーションを動かすためのCPUやGPU、OSを備え、1台だけで絵を描く環境がそろっていること。別途PCが必要になる液晶ペンタブレットとの大きな違いはここにある。また、バッテリーで動作するため、それこそあらゆる場所で絵を描けるわけだ。

 「ぼく自身は極度のインドア派なので」と笑うrefeia氏は、着想をまとめたりラフスケッチを描くときも基本的に仕事場で作業をするとのことだが、イベントでライブペイティングをしたり、学校の授業に向けて絵を描く環境を持ち運ぶ場合もある。「大型のCintiqをイベント会場に持っていくのは大変ですし、授業では板型ペンタブレットとノートPCの組み合わせで済ませてしまうこともあります。イベントの場所が台湾など海外ならそうした制約はさらに大きい。その点、これならカバンに収まるので、クライアント先でちょっとした打ち合わせをするときや、帰省先で仕事を進めたいときも便利ですね。このように、必要に応じて持ち運びできる制作環境は常々欲しいと思っていたので、Wacom MobileStudio Proはぴったりです。ただ、15.6型サイズはカフェのテーブルに置くにはちょっと大きいので、頻繁に外で絵を描く“アウトドア派”の方は、一回り小さなWacom MobileStudio Pro 13をオススメしたいです」。

どこでも使える機動性の高さは、クライアント先でラフスケッチをしてイメージを固める、といった場合にも便利

 なお、Wacom MobileStudio Pro 16は、1台で完結するコンセプトではあるものの、拡張用ポートとしてUSB Type-Cを3基用意している。この点について「ワコムとしては思い切った仕様だと思いますが、今後さまざまなデバイスがUSB Type-Cに集約されていくことを考えれば将来性がありますし、液晶ペンタブレットとして使うときはWacom Linkで画面を出力できるので当面問題はないでしょう。それよりもSDメモリーカードスロットがすごく便利で。タブレットモードで使うときはパソコン側にマウントされて、単体で使うときはWacom MobileStudio Pro 16側になるので、データの経由がとても楽なのが気に入っています」。

左右側面にSDメモリーカードスロットと3基のUSB type-Cポートを搭載する。「液晶ペンタブレットとしても使うならSDメモリーカードがすごく便利」とrefeia氏

絵を描くことだけに集中できる環境をどうやってそろえるか

 絵を描くときに重要なことはなんですか、という漠然とした質問をrefeia氏に投げかけたところ、少し考えてから「絶対に押さえなきゃいけないのは、顔の可愛さでしょうか」と答えてくれた。どんな作品でも、それが納得できる仕事かどうかは、最終的には顔の出来に左右されるそうだ。「毎回上手くいっているとは限らないですけどね(笑)」。

 そしてもう1つ、「作品に集中できる環境作り」が大事だという。実際、refeia氏の仕事場を訪れてまず驚かされるのは部屋の静けさ。防音ガラスを使用した二重窓で外の音がほとんど聞こえない。また、二重の遮光カーテンで自然光を完全に排除し、昼であろうと夜であろうと、絵を描くときは反射光を使った柔らかい照明だけにして作品作りに没頭する。

Wacom MobileStudio Pro 16の描き心地の良さに、refeia氏は「もうこのままメイン環境で使い続けたい」と一言。とても気に入ってくれたようだ

 仕事道具についても極力コンパクト化を目指しているという。「以前は、Cintiq 21UXのほか、自作のデスクトップPCにディスプレイを複数接続したマルチディスプレイ環境だったこともあるのですが、今はCore i7を搭載したミニPC(BRIX Pro)とCintiq 21UXで仕事を済ませています。結局、システムが大きくなるほど細かいトラブルも増えてしまい、創作的な作業に費やせる時間が減ってしまいますし、集中しているときに余計なことに気をとられるのはストレスになります。その点、Wacom MobileStudio Pro 16は、プロの環境を持ち運べるというだけでなく、仕事に必要な道具をこのコンパクトなシステムに集約できるというのがすごいと思います。ワークフローはこの仕事場が中心なので、本命はCintiq Pro 16かなと思っていたのですが、Wacom MobileStudio Pro 16を実際に使ってみると、こちらに全部移行してしまいたい衝動に駆られました(笑)」。

 コンパクトで上級な環境をそろえたい人にぴったりとrefeia氏が太鼓判を押すWacom MobileStudio Pro 16。その自由度の高い制作環境は、クリエイターの創造性をさらに広げてくれそうだ。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2017年3月20日