設計やデザインの仕事では、客先で直接作業をしたい場面もある。とはいえ、大きなデスクトップPCとディスプレイを持ち込んで作業するのは現実的とはいえない。こうしたシーンでは、大画面の高性能ノートPCがあると重宝する。Endeavor NJ6000Eは、そのような用途にピッタリの1台だ。
NJ6000Eの最大の特徴は、特別な排熱機構を導入したことで、デスクトップ用の第6世代Core iプロセッサを搭載できたことだ。最上位の構成では、Core i7-6700(3.4〜4.0GHz、4コア・8スレッド)を搭載可能で、CADのレンダリングやビデオ編集などもパワフルに処理できる。
メモリも高速なPC4-2133(DDR4)のSO-DIMMに対応しており、最大で32GB(16GB×2)搭載できる。最大構成ではPCI-Express接続(NVNe規格)のM.2 SSDを2台、2.5インチHDDを1台、合計3台のストレージを内蔵できるデータストレージの拡張性もポイント。容量も最大(1TB M.2 SSD×2+1TB HDD)を選択すれば、合計で3TBの内蔵ストレージを確保できる。内蔵ストレージは、容量がたくさんあればあるほど、クリエイティブ・マルチメディアアプリやCAD・CAMソフトを使った作業も余裕でこなせる。
GPUはNVIDIAの「GeForce GTX950M」(メモリ4GB)を内蔵している。先述の通り、クリエイティブ・マルチメディアアプリではGeForceシリーズのGPUアクセラレーションに対応しているものが少なくない。画像処理ソフトにおいてフィルタ処理やレンダリングの高速化が見込める。
ノートPCの枠を超えるハイスペックを搭載しながら、ボディーサイズは374(幅)×252(奥行き)×35(高さ)mm、重量は約2.6kgと、一般的な大画面ノートPCとさほど変わらない。据え置きがメインではあるが、会議などで室内で移動して利用したり、まれに取引先に持ち出す程度ならば苦にならない大きさと重さだ。
液晶ディスプレイは15.6型と十分な大きさで、表示解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)だ。表示領域はWXGA(1366×768ピクセル)に比べて約1.97倍あるため、ウィンドウを2枚並べたり複数のウィンドウを表示したりした際の作業効率が向上する。左右にパレットなどが配置されるクリエイティブソフトやCADソフトの作業もやりやすい。キーボードはテンキー付きで、テンキー操作に対応するアプリの操作性も抜群だ。
Endeavor NJ6000Eは、豊富なインタフェースを備えている。4つあるUSBポートのうち2つは最新のUSB 3.1に対応し、10Gbpsの高速転送が可能。より高速な外付けストレージを活用できるのは将来的にも心強い。このほか、HDMI端子×1、SDメモリーカードスロット(SDXC対応)といった定番装備に加え、今でもプロジェクターで用いることが多いアナログRGB端子も備えている。外出先でのデモも安心だ。通信機能は有線LAN(1000BASE-T/100BASE-TX/100BASE-T/10BASE-T対応)を標準装備している。必要なら、BTOで無線LAN(Wi-Fi)とBluetooth 4.1を追加できる。
液晶ベゼル上部には92万画素のWebカメラを装備しているため、ビデオ会議にも利用できる。右側面にはセキュリティーロックスロットも備えている。
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