MSIからは複数のマザーが登場している。
注目度が高いのは、X370搭載のATXモデル「X370 SLI PLUS」だ。ビジネス用途も想定したデザインで、パラレル・シリアルポートのピンヘッダを備えるほか、PS/2ポートも用意するなど、レガシーインタフェースが使えるのがポイント。そのうえでPCIe x4接続のM.2スロットやUSB 3.1ポート、イルミネーション機能などを備えている。税込み価格は2万1000円前後だ。
パソコンSHOPアークは「CrossFireXが3wayまで対応するなど、いろいろと幅の広い仕様になっていますね。Ryzen 7も徐々に買いやすくなってきていますし、面白い選択肢になりそうな気がします」と評価していた。
また、Z270搭載のATXモデル「Z270 GAMING PLUS」も売り出されている。インテル製のギガビットLANやゲーム向けのサウンド機能「Audio Boost」を盛り込むなど、ゲーミング仕様となっているが、イルミネーション制御機能「Mystic Light」やSLIには非対応。税込み価格は1万9000円前後だ。
ドスパラ パーツ館は「いまはRyzenが目立っていて地味に映りますが、コスパ重視でゲーミングマシンを組むなら魅力的なマザーだと思います。ゲーミングZ270で2万円切りですから」と話していた。
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