現役IT管理者がビジネスPCに求める条件――現場にフィットするのは「Endeavor AT10」(1/2 ページ)

社内に一括導入するPCはどのような基準で選ぶべきだろうか。現役担当者は、特に考慮する条件として「コスト(BTO必須)、省スペース性、信頼性」を挙げたが果たして……

» 2017年05月24日 10時00分 公開
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担当者が語る、ビジネスPCに望む条件

 Windows 7のサポートが、2020年1月に終了する。これに備え、企業ではWindows 10搭載PCへリプレースする流れが始まっている。このようなオフィス向けに一括導入/リプレースするPCはどのような基準で選ぶべきだろうか?

オフィス内に設置するPCに求められる条件とは

 ここは現場のプロに聞くのが一番だろうということで、IT担当部門でネットワーク管理やオフィスPCの導入管理を担当しているA氏に聞いてみた。同氏は中途入社3年目だが、以前6年間在籍した某大企業勤務時代も多くの期間をIT関連部門で務め、類似の業務に長く関わってきたベテランだ。

 そのA氏が重要な要素として挙げたのは「コスト」「BTO」「省スペース性」「信頼性」の4つ。中でも真っ先に挙げたのはコストだ。A氏によれば「重要なのは(割安感ではなく)絶対価格」。コンシューマーであれば必要な性能や機能はアバウトなので価格が高くとも割安感があれば選択することがあるが、ビジネスでは「部署ごとに必要な性能、機能、条件が決まっており、それに合致するものをいかに低コストで導入できるかが重要」(A氏)と話す。そのため、必然的にBTO対応も条件となる。

 近年、優先度が上がっている要素としてA氏が挙げたのは「省スペース性」。オフィスのスペースは限られており、PCの省スペース性は、生産効率、ファシリティコストに直結する。ノートPCと省スペースデスクトップPCのすみわけについて聞くと、「業務内容に携帯性が必要かどうか、コストや紛失や盗難のリスクなどを総合して考える」という答えが返ってきた。

IT担当者の条件を見事に満たす「Endeavor AT10」

 IT担当者A氏の話をまとめると、企業に一括導入するPCとしては、以下の要素が重要になる。

  • コスト
  • BTOによるカスタマイズ
  • 省スペース性
  • 信頼性

 エプソンダイレクトから登場した新製品「Endeavor AT10」は、まさにこうした一般オフィス向けの一括導入を強く意識した低価格の省スペースデスクトップPCだ。

 5万7000円(税抜)から導入できる低価格、場所をとらない省スペースボディー、BTOで柔軟なカスタマイズが可能と、A氏の挙げた条件を満たし、信頼性、サポートについても、ビジネス向けで長年の実績を誇る国内ブランドだけに信頼性やサポートの手厚さには定評があるところだ。

 それに加えて、同社は、企業向けのサポートメニュー、セットアップまでフォローする独自の導入効率化サービスなども用意しているという。具体的にどのような製品なのか、実物を見ながら詳しく検証していこう。

エプソンダイレクトの「Endeavor AT10」は、5万7000円(税別)から購入できる低価格な省スペースデスクトップPC。IT担当者がオフィスへの大量導入を考えるPCの条件を満たす

オフィスになじむデザインの省スペースボディ

 Endeavor AT10は、いわゆる「スリムタワー型」と呼ばれる省スペースデスクトップPCだ。オフィス業務向けで伝統的に使われているスタイルだが、幅が約103.0mm、奥行きが約338.6mm、高さが約288.6mm(突起部含まず、スタンドなしの場合)とコンパクトにまとまっている。特に高さは約288.6mmと背が低いので、机の上に設置しても圧迫感が少ない。

 ボディーのデザインはシンプルだが、アイボリーではなく、純度の高いホワイトを基調にしたカラーが印象的。旧来の典型的なオフィスはもちろん、明るく洒落た感じの内装のオフィスにも違和感なくフィットしそうだ。

オフィスの定番、スリムタワー型だが、高さ約288.6mm(突起部除く、スタンド装着時297.6mm)と背が低く、机の上に設置しても圧迫感がない。スタンド装着時は幅が約154mmになるが、より安定して設置できる。前面端子は、USB 2.0が2基、ヘッドフォン、マイク端子がある。背面端子は、ディスプレイ出力としてDVIとアナログRGB(D-Sub15ピン)。USBポートはUSB 3.0が4基、USB 2.0が2基ある

BTOでスペックとコストを最適化

 基本スペックは、低コストでの導入を意識し、オフィス業務向けにターゲットを絞った内容となっている。

 エプソンダイレクトのPCの特徴であるBTOにも対応しているので、無駄なコストを省き、求める性能、機能のみに絞った最適化が可能だ。部署ごとに求めるスペックが異なるような場合にもスマートに対応できる。

エントリー価格帯の小型ケースながら柔軟なBTOに対応

 CPUは、3種類が用意されている。最小構成のCeleron G3900も基本的な事務処理用途なら十分な性能を持つが、より快適に使えるCore i3-6100、企画書の作成などで画像や動画を扱う機会があるなど、少しパワーが欲しい部署向けにCore i5-6500という選択肢も用意されている。

 メモリは最小2GBから8GBまで、データストレージはHDDとSSD両方が選べ、容量の選択肢もそれぞれ複数用意されている。不要なスペックを省いて、コストを抑えられる利点は、1台あたりの価格はわずかでも、10台、20台、50台と、多く導入するほど効いてくるだけに、こうした選択肢が用意されている点は大きい。

 光学ドライブは読み出しのみのDVD-ROMドライブ、書き込みに対応したDVDスーパーマルチドライブのほか、搭載しない構成も選択できる。

CPUは、Celeron G3900のほか、Core i3-6100、Core i5-6500が選べる。いずれも開発コードネーム「Skylake」世代のモデルだ。最新の「Kaby Lake」がWindows 10のみのサポートのため、Windows 7対応CPUとしては最新世代である

メモリやストレージはBTOで柔軟に選択可能。部署によって要求スペックが異なる場合もそれぞれに最適化できる

OSはWindows 7 Professional SP1(Windows 10 Proダウングレード権)も選択可能

 プリインストールOSは、Windows 10 Pro 64bit、Windows 10 Home 64bitのほか、Windows 7を使いたい企業向けに、Windows 10 Pro 64bitダウングレード権によるWindows 7 Professional SP1(64bitまたは32bit)のプリインストールにも対応する。

 Windows 10 Proのダウングレード権とは、Windows 10 Proに代わって過去バージョンのWindows(この場合はWindows 7 Professional)を利用できる権利で、将来的に改めてライセンス料を負担することなくWindows 10 Proへ移行することができる。

 ソフトの互換性などに不安があり、当面はWindows 7を使い続けたいが、将来的にはサポート期間の長いWindows 10へ移行したいと考えている企業にはぴったりのソリューションだ。

 また、Endeavor AT10は、必要最低限のOS標準ソフトやセキュリティソフト以外はインストールしていないため、不要なソフトウェアを削除する工数を省ける。1台だけならばわずかな手間でも、10台、20台と導入台数が増えれば負担になってくる作業だけに、工数が省けるのは助かる。

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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2017年6月6日