3DCGクリエイターも納得の品質――23.8型4Kディスプレイ「242P6VPJKEB/11」プロの現場で活躍するフィリップスディスプレイ(1/2 ページ)

アニメーション制作現場でフィリップスディスプレイが活躍。

» 2017年05月31日 10時00分 公開
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 プロの現場で活躍するフィリップス4Kディスプレイを紹介する企画も3回目となる。40型曲面「BDM4037UW/11」、31.5型の「328P6VJEB/11」と大型のディスプレイが続いたが、今回はオーソドックスなサイズ23.8型の「242P6VPJKEB/11」を紹介したい。

アニメーション制作会社「UWAN Pictures LLC」の深瀬沙哉代表に話を伺った

 今回のプロフェッショナルは、東京都杉並区に本社を構えるアニメーション制作会社「UWAN Pictures LLC」。取材は田園調布にある同社の出張営業所にて行った。場所柄、立派な邸宅が立ち並ぶ中で一際大きい洒落た洋館が目指す場所である。立派な門扉の向こうには、玄関に伸びる寄り付き道と階段が用意されており、ちょっとした領事館の様な佇まいだ。聞けば、以前は住居だったものをそのまま流用しているとのこと。羨まし気に邸内を眺める取材陣に対応していただいたのは、UWAN Picturesの代表である深瀬沙哉氏。さっそく業務の内容からお話をうかがってみた。

将来を見据えて4K環境を導入 作業効率の向上を実感

深瀬 弊社はTVアニメーションを中心とした、アニメーション制作会社です。工程を丸々請けることもあれば、作品の1パートだけを請けることもあります。TVアニメーションのほかにも、企業やNGOなどの広報資料用のアニメーション制作なども行っていますね。例えば、「なめこの歌」のPVは私が監督いたしました。

オリジナル3Dアニメーションの「ゾンミちゃん」(http://uwanpic.com/zonmi/)

 あとはオリジナルコンテンツも制作して、海外で発表しています。2016年はフランスで行われたアニメーション見本市「MIFA」に参加し、今年はインドのゲームショーにも出展しています。弊社くらいの規模の制作会社で、海外を視野に入れたオリジナル作品を手掛けるのは珍しいかもしれません。

3Dアニメーションを中心に様々な作品を手がける深瀬氏。最近では海外展開やオリジナルコンテンツにも注力している

―― 先ほど制作現場を拝見しましたが、みなさんPCで作業をされていました。業務の中でディスプレイは欠かせない存在かと思いますが。

深瀬 仰る通り、基本的にディスプレイを見ている時間が一番長いですし、作業の中心にあります。ただ、最終的に色をチェックするディスプレイはしっかりと表示調整を行っていますが、それ以外の制作に使うディスプレイは、どちらかといえば画面サイズや解像度などの作業効率につながる部分を重視しています。今回「242P6VPJKEB/11」を導入して一番よかったのは、これまでの環境ではできなかった4Kコンテンツのチェックができるようになったこと。また、こちらが期待する以上に表示品質が高かった点もうれしいですね。

UWAN Pictures LLCの制作現場。右奥に23.8型4Kディスプレイ「242P6VPJKEB/11」を導入した

―― 4Kのディスプレイは今回の242P6VPJKEB/11が初めてですか?

深瀬 そうなんです。これまでは4Kの案件がなかったもので、環境を整える必要性もありませんでしたから。もっとも、放送も高解像度化の方向に向かっていますし、VR対応などの案件も出てきているのは事実です。また、制作物そのものはフルHDでも、渡される資料は4Kというケースも多くなってきましたので対応していく必要はあるなと。

 ただ、制作と並行していかねばならないので、徐々に移行していく格好になります。そうした点で242P6VPJKEB/11は適任でしたね。従来のディスプレイが24型のフルHDだったので、新たにスペースを確保する必要がなく、従来機と置き換えるだけで環境が整えられました。

従来の環境と画面サイズがほぼ変わらないため移行はスムーズ。そのままフルHDが4K環境にリプレースできた。

 解像度が一気に上がったため、はじめは多少の違和感はありましたが、それも数日で慣れました。強いて難点を述べるとすれば、フルHDディスプレイと混在した環境になったため、両者の表示サイズの違いに戸惑うことが間々あることですね。なるべく早くディスプレイ環境を統一したいと思います。

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