世界で最も多くの人々が行き交う渋谷のスクランブル交差点には、通行人と自動車による“暗黙の秩序”があり、外からやってきた人たちを驚かせる。それを表現したのが、会場中央にあるインスタレーションアート。人々が交差しているはずなのに、放射状に広がるように見える様子を美しいCGで描いている。
今や、TOKYOの文化を語る上で欠かせない街となった秋葉原。街並みや建物といったハードウェアより、アニメやフィギュア、電飾といったソフト“らしさ”につながっているという。これらの要素を詰め込んだ「ガチャガチャビル」は「秋葉原最大のホビー空間」という垂れ幕とともに、アイドルやゲームのポスターっぽい演出があり、どこか懐かしい印象だ。PCのマザーボードと思われる基板が壁に埋め込まれているなど、まさにカオス。
さらにガチャガチャビルは、本当にカプセル玩具を購入できる仕掛けもある。壁面のハンドルを回すと映像の演出が始まり、ビル全体が変化。その都度演出は変化するというが、中にはガチャなのになぜかクレーンがカプセルをつかんで落とすといった演出もあり、子どもはもちろん大人も楽しめる。
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