グラフィックスカードではハイエンド系の話題作が目立っている。複数店で目玉とされていたのは、MSIの「GeForce GTX 1080 Ti LIGHTNING X」。選別チップを採用した高OCモデルで、3連ファンを組み込んだクーラーを採用しており厚みは3スロット分となる。補助電源は8ピン×3個だ。税込み価格は12万4000円前後。
入荷したオリオスペックは「LIGHTNINGシリーズが登場するのは久しぶりですしニーズがたまっていそうですね。チューニングできる幅もすごいので、この価格帯でも売れると思います」と話していた。Lightningモード時のコアクロックはベース1569MHz/ブースト1683MHzとなる(標準仕様はベース1480MHz/ブースト1582MHz)。
また、AMD陣営からは、Vegaアーキテクチャを採用したクリエイター向けGPU「Radeon Vega Frontier Edition」の搭載カードが登場している。エーキューブの「RADEON VEGA FRONTIER EDITION AIR」で、税込み価格は18万5000円前後となる。
入荷したTSUKUMO eX.は「多くの人が目当てにしているゲーム向きの『Radeon RX Vega』はまだですが、コレがまあまあ順当に登場したということで、期待値が上がっていると思います」と話していた。今後の動向を見守っていきたい。
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