実際に使っている様子は以下の動画も併せて参照いただきたいが、例えば東京の天気を知りたい場合は、「Alexa, tell me the weather in tokyo」と呼びかければ、天気情報を検索して画面に表示するとともに、音声でもそのサマリーを教えてくれる。英語で何を言っているか聞き取れなくても、詳しい内容が画面に表示されるので問題ない。
米Amazon.comのアカウント登録が完了すると、Alexaが利用可能になったことを知らせる画面が表示される(画像=左)。利用にあたってはあらかじめ「Setting」→「General」→「Device time zone」でタイムゾーンを正しく指定しておこう(画像=右)。また「Measurement Units」の2項目をそれぞれオンにし、気温がセ氏、距離がメートル法で表示されるようにしておく
東京の天気を尋ねる(tell me the weather in tokyo)と、今日および今週の天気が表示され、同時に音声でもそのサマリーを教えてくれる(画像=左)。Alexaアプリを開くと、Alexaとのやりとりの履歴(Card)が表示されている(画像=右)。下段には「Voice feedback」として、Alexaが聞き取ったユーザーの発声内容が記されており、これに対して評価していくことで、回数を重ねるごとにやりとりの精度が向上していく仕組みだ
Fireのホームボタンを長押ししてAlexaを起動し、「Alexa, tell me the weather in tokyo」と呼びかけて東京の天気情報を表示する様子。英語で何を言っているか聞き取れなくても、画面に表示される内容で目的は達せられる
その他の使い方も見てみよう。例えば「Alexa, find me restaurant」と呼びかけることで、レストランの検索も行える。連携サービスであるYelpは日本ではいまいち普及しておらず、日本の飲食店情報はあまり充実していないが、それでも位置情報をオンにしておけば、現在地から近い飲食店をきちんと表示してくれる。設定画面で距離の単位をメートル法にしておけば、現在地からの距離(km)も表示できる。
また、Fireだけで完結する機能としては、タイマーの操作なども試してみるとよいだろう。「Alexa, set timer for 10 minutes」と呼びかけると、カウントダウンが10分から開始され、ゼロになると通知してくれる。
この他、Amazon musicを利用している場合、「Alexa, play music」と呼びかけることで、音楽も再生してくれる。新規に米Amazon.comのアカウントを作った場合は、再生可能な音楽はないはずだが、Amazon musicに手持ちのMP3データをアップロードすれば、それらをランダムに再生してくれる。
レストランを探すよう呼びかける(find me restaurant)と、Yelpに登録されている日本のレストランを表示してくれる(画像=左)。位置情報をオンにしておくと、現在地から近い飲食店をその距離とともに表示してくれる。10分のタイマーをセットするよう指示する(set timer for 10 minutes)と、カウントダウンが10分から開始され、ゼロになるとアラームおよびバイブで通知してくれる(画像=右)