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» 2017年09月04日 10時00分 公開

Synologyの市場参入で変わるルーターの常識 新世代ルーター「RT2600ac」(導入編) (1/2)

人気のNASメーカーが投入する無線LANルーターの新モデル「RT2600ac」

[PR/ITmedia]
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 使いやすいUIと多機能・高性能で人気のNASキット、DiskStationシリーズで知られるSynologyが国内無線LANルーター市場に参入した。今回は今までの高機能ルーターの概念を変える使いやすさと機能拡張性を実現した無線LANルーター「RT2600ac」の導入までを紹介する。

ネットが遅いのは回線のせいではないかも

 すでに多くの家庭に導入されていながら顧みられることが少ない無線LANルーター。それなりにネットワークの知識を必要とする機器であるだけに、回線業者がエントリークラスのルーターを標準的な最低限の設定で設置するケースも多い。だが、今後もそのような安価なルーターでネットワークの性能を十分に活用できるかは疑問だ。

 今では1Gbps以上の回線速度を提供するプロバイダも増え、無線LANの現行規格も理論値で最大6.9Gbpsに達した。スマートフォンは2〜3年での買い換えが多く、無線LAN子機は比較的素早く新規格に追従している。一方で後方互換性が保たれているがゆえに古い無線LANルーターを使い続け、速度が出ないという可能性は決して低くない。

人気のNASメーカーとして知られるSynologyから、高機能かつ使いやすい無線LANルーター「RT2600ac」が登場

 ここ数年でスマートフォンやタブレット、携帯ゲーム機など、一人あたりの無線LANデバイスの台数は爆発的に増えている。おまけに有線LANのインタフェースを持たない据え置き型のゲーム機やノートPCも多く、もはや有線よりも無線LANのほうが標準ネットワークインタフェースとなりつつある。

 その上、現行の最新規格、802.11acの高速化技術の半分ほどはチャンネルボンディングやMU-MIMOといった「複数の通信経路をまとめる」ことで実現しており、親機となる無線LANルーターにはそれらをさばくことができるだけの余裕のある処理能力、アンテナ数が求められる。

 そしてもう1つ重要なのがネットワークへの機能面での要求の高まりだ。ランサムウェアWannaCry、IoTをボット化するMiraiなど、セキュリティに対する対策は機器側の対策だけでは追いつかなくなってきている。そのため、インターネットと家庭をつなぐ無線LANルーターでの対策はより重要となっているが、エントリークラスの製品が持つセキュリティ対策はせいぜい静的なファイアウォールとNAT程度にとどまっている。

 また、同じインターネット回線を利用するサービスではあっても、その通信に求められる品質は異なる。Windows Updateのダウンロードによってネット動画サービスがたびたび止まってしまったり、オンラインゲームで遅延が発生するのは納得できないだろうが、そういった制御ができるルーターはエントリークラスにはあまり見られない。無線LANルーターには高性能であるだけでなく、よりインテリジェントな機能が必要不可欠となりつつあるのだ。

 そんな国内無線LANルーター市場にSynologyが初めて投入する製品が「RT2600ac」。Synologyは高機能でありながら使いやすいNASキット、DiskStationで広く知られるメーカー。RT2600acはDiskStationの特徴をそのまま再現した、革新的な無線LANルーターだ。

RT2600acのスペックをチェック

 RT2600acは802.11b/g/n(2.4GHz)、802.11a/n/ac(5GHz)をサポートする。5GHz帯で理論値最大1733Mbps(802.11ac Wave2)、2.4GHzで理論値最大800Mbps(802.11n)、合計2533Mbpsに達する。これを実現するのがパワフルなプロセッサと大容量メモリ、それに4x4の外部アンテナだ。

 プロセッサにはARM系のデュアルコア1.7GHzのQualcomm IPQ8065。512MBのRAM、4GB+8MBのフラッシュメモリを搭載している。同様の構成を持つ競合ルーターと比較してフラッシュメモリの容量が非常に大きいが、ここにRT2600acのOS、SRM(Synology Router Manager)およびパッケージが格納される。

 SRMはDiskStationのOS、DSM(DiskStation Manager)と同じルック&フィールのOS。ルーターの設定画面はWebフォームをベースとした、シングルウィンドウ形式のものが多いが、SRMはWindowsやMacのようなマルチウィンドウのデスクトップで操作する。使い勝手は雲泥の差だ。

 また、USB 2.0×1ポート、USB 3.0×1ポート、それにSDメモリーカードスロットが搭載されており、プリントサーバやNASとして利用することもできる。

RT2600acは上面・底面ともに排熱のためのスリットが広範囲に入っている。CPUはデュアルコア1.7GHzのQualcomm IPQ8065

底面からの排熱効果を上げるため、脚によって傾斜を持たせている

背面にはUSB 2.0(側面にUSB3.0ポート)、WAN×1ポート、LAN×3ポート、WAN/LAN共用x1ポート

右手前にはSDメモリーカードスロットがある。SDカードをストレージとした簡易NASとして利用できる

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2017年9月10日