Synologyの市場参入で変わるルーターの常識 新世代ルーター「RT2600ac」(導入編)(2/2 ページ)

» 2017年09月04日 10時00分 公開
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RT2600acを導入する

 RT2600acのパッケージには4本のアンテナが取り外された形で同梱されている。これを両側面、背面のコネクタに取り付け、上向きになるように設置する。

パッケージ内容物

 背面のWAN1コネクタにはインターネットに接続するためのLANケーブルを接続する。ONU(光回線終端装置)やADSL/VSDLモデム、マンション内LANポートなどになるだろう。ACアダプタを接続し、背面左端の電源ボタンを押し込み、STATUS、2.4G、5G、WAN1のLEDが緑に点灯するまでしばらく待つ。2.4G/5Gが点灯しない場合はWi-Fiが無効になっている場合がある。Wi-Fiの有効/無効切替えは右側面のWi-Fiボタンで行う。

 LEDが点灯したらRT2600acに接続して設定を行っていく。工場出荷時にはSSIDが「SynologyRouter」になっているので、PCから接続すると自動的にブラウザが起動し、インストール画面が表示される。後は画面に従って進めていけばいい。

設定用のアクセスポイント「SynologyRouter」に接続。ネットワークセキュリティキーはQuick Installation Guideに記載されている

接続すると自動的にブラウザが立ち上がり、インストール画面が表示される。「起動」をクリック

管理者アカウントの設定。ユーザ名、パスワードを入力して「次へ」をクリック

Wi-Fiネットワークの設定。RT2600acが提供するWi-Fiアクセスポイントに接続する際のSSID、パスワードになる

 RT2600acには3つの操作モードがある。そのうち、インストール時に設定できるのはワイヤレスルーター、ワイヤレス APの2つ。すでにあるルーターを交換する場合や、新規にルーターを導入する場合はワイヤレスルーターを、既存のネットワークにアクセスポイントとして追加する場合はワイヤレス APを選択する。セキュリティ機能やペアレンタルコントロールなどはインターネットとLANをつなぐワイヤレスルーターモードでなければ利用できない。

操作モードの選択。ワイヤレスルーターはインターネットとLANの間に設置するときに選択する

ワイヤレス APは有線LANに無線LAN機器をつなぐ役割になる

 ワイヤレスルーターを選択した場合はインターネット接続の設定を指定する。フレッツ光やフレッツADSLなどではPPPoE、それ以外の場合は自動IP(DHCP)というケースが多い。設定が完了したらRT2600acが再起動する。新しく設定したSSIDで再接続しよう。

インターネット接続の方式を選択。マンション構内LANのように「つなげば使える」状態のものは自動IPであることが多い

PPPoEの場合はユーザー名(アカウント・接続IDなど)とパスワードを入力する

設定が完了するとRT2600acは自動的に再起動する

インストール中に設定したSSIDに接続すれば利用可能になる

 SRMにアクセスするにはブラウザを起動し、router.synology.comにアクセスする。ログイン画面ではインストール中に設定した管理者アカウントのIDとパスワードを入力すればよい。

SRMにはrouter.synology.comでアクセス

SRMはマルチウィンドウで操作可能

 これで準備は完了だ。後編ではRT2600acのさまざまな機能と実際のパフォーマンスを詳しく見ていこう。

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提供:Synology Inc.
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2017年9月10日