こうした背景を踏まえたうえで、直近の動きを見ていこう。
アンドリュー・ベネット氏が米Windows Centralのザック・ボーデン氏に報告したTwitterの投稿によれば、最近Windows 10で「Cortana Device Setup」のアイコンが変化し、「ディスプレイを搭載したCortanaデバイス」のイラストとなったという。
背景にはスマートスピーカーらしきデザインが見えるため、明確にディスプレイ付きデバイスと区別していることが分かる。
これは、2017年5月に米The Vergeが報じていた「HomeHub」と呼ばれる、MicrosoftのWindows 10 PCを使った家電制御ソリューション構想を体現するものだという声もある。
Microsoftが今後、「Windows 10 IoT Core(とCortana)を使ったAmazon Echo Showライクな新デバイス」をOEMから提供するのか、あるいは「PCを含むさまざまなデバイスからCortanaを通じて家電制御を可能にするソリューション」を提供するのか、詳細は不明だ。しかし、同社がこの分野で何かしら新しい計画を進めている可能性は高い。
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